過去ログ - ラブ・ランブル! 〜播磨拳児と九人のスクールアイドル〜
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230: ◆4flDDxJ5pE[saga]
2014/09/10(水) 20:26:54.47 ID:PRFcnf1Ro

「どうした西木野」

 気になった西木野真姫は、思わず声をかけてしまった。

「その、ストレッチするので、ちょっと背中を押してもらえますか?」

「あン? まあいいけど、過度なストレッチは身体に悪いって、園田が言ってなかった

か?」

「自分の身体のことは把握してます。無理しない程度にやりますから。これでも私、

医者の娘なんですよ」

「そういやそうだったな」

 播磨は笑って真姫の背後に立つ。

「これでいいか」

 そしてゆっくりと彼女の背中を押した。

 大きくて温かい手。それを服越しに背中に感じる。

 他のメンバーはどうかわからないけれど、真姫はこの瞬間がとても好きだった。

「あの、先輩。少し聞いていいですか?」

 背中を押されながら、努めてさりげなく真姫は聞いた。

「どうした」

 播磨は返事をする。特に何かを意識しているという様子はなさそうだ。

「その、穂乃果先輩のこと、どうして下の名前で呼ぶようになったんですか?」

「ああ、そのことか」

 播磨は意外にも冷静だった。


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