過去ログ - ラブ・ランブル! 〜播磨拳児と九人のスクールアイドル〜
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234: ◆4flDDxJ5pE[saga]
2014/09/10(水) 20:29:06.84 ID:PRFcnf1Ro

(口ばっかりじゃなくて、本当にアイドルの才能があるのかもな)

 にこの横顔を見下ろしながら播磨は思った。

「何よ、にこの顔に何かついてる?」

「いや、お前ェすげェなと思って」

「ば、バカ。褒めても何も出ないんだからね」

「にしても今回、人が多いな」

 周りを見回すと、見慣れない制服の生徒たちが多くいた。

 出場チーム数はそう多くないけれど、応援の生徒たちもいるのだろう。

「大会の規模が小さかろうと大きかろうと、全力を尽くすのがアイドルの使命よ」

「そうです。にこ先輩の言うとおりです」

 いつの間にか隣りに来ていた花陽が両手を握って大きく頷く。

(さてと、どうなることか)

 会場近くの台場駅に到着すると、一気に人が降りる。

「お前ェら、はぐれるなよ! 特に穂乃果」

 播磨が声を出すと、

「失礼だなあ、はぐれないよ。きゃっ!」

 早速ころんだ。

「もう、穂乃果。手間を駆けさせないでください」

「大丈夫か」

 海未と雷電に保護された穂乃果は、何とか人混みを抜けて会場へと向かう。




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