過去ログ - ラブ・ランブル! 〜播磨拳児と九人のスクールアイドル〜
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245: ◆4flDDxJ5pE[saga]
2014/09/10(水) 20:35:39.88 ID:PRFcnf1Ro

 初舞台の時もそうだが、彼の存在が衣裳作りに大きく貢献していることは言うまでもない。
 
「今日、会場に来てるのか?」

「いいや? 来てないよ。大学の用事があるんだって。凄く残念そうにしていたけど」

「そうか、そりゃ残念だな」

 言葉とは裏腹にホッとする播磨。

 正直、ことりの兄はあまり得意なタイプではない。というか、南家の女は普通なの

だが、男はあの学院理事長をはじめ、“濃い”メンツが多いのだ。

「緊張は、してねェみたいだな」

「やだなあ。緊張してるよ。こう見えても」

「秋葉原でカリスマメイドやってる時とどっちが緊張する?」

「そ、それは言わない約束でしょ!?」

 この日、はじめてことりの焦った顔をみた播磨。

「ははっ、その様子なら大丈夫だろう。海未や穂乃果たちのこと、頼んだぞ」

「言われなくても、海未ちゃんも穂乃果ちゃんも大丈夫だよ」

「ならいいが」

 二年生グループと話し終えた播磨は、今度は一年生の方に目を向ける。

案の定、西木野真姫は不安そうな表情をしていた。

 それだけなら他の二年生と同じだ。

 だが彼女の場合少しだけ事情が違う。


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