過去ログ - ラブ・ランブル! 〜播磨拳児と九人のスクールアイドル〜
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33: ◆4flDDxJ5pE[saga]
2014/09/01(月) 19:42:55.56 ID:WS99sdT7o

 スクールアイドルの設立に向けて動き始めた穂乃果たち一行。

 しかし、組織作りや運営などは雷電と海未のほうが詳しいので正直播磨にはやる

ことがなかった。

「富樫くん! 虎丸くん! 私たちスクールアイドルを始めるんだよ!」

「お、おそうか」

「よくわからんが応援しとるぞ」

 穂乃果は人見知りしない性格なので、誰にでも話しかけて宣伝活動を頑張っている。

(そして俺は何をすればいいのか)

 そんな播磨に一人の人物が声をかけてきた。

「播磨くん。播磨拳児くんやね」

「あン?」

 振り返ると見慣れない女子生徒が立っていた。強いて言いうなら長い髪を二つに

まとめており、あと胸がでかい。

「……誰だ」

 基本的に人見知りしない穂乃果とは違い、播磨は他人に対する警戒心が強い。

「自己紹介がまだやったね。ウチは二年の東條希。生徒会の副会長をしてるんよ」

「先輩ッスか。そいつは失礼しました」

「そんなにかしこまらなくてええんよ。ウチ、そういう先輩とか後輩とかあんまり

好きやないし。もっとくだけた感じでかまへんから」

「そうっすか。で、その副会長さんが何の用で?」

 生徒会など、播磨にとってはもっとも関係の薄い部署であることは間違いない。

「ここでは目立ってまうから、ちょっと場所を移さへん?」

「え? ああ」





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