過去ログ - ラブ・ランブル! 〜播磨拳児と九人のスクールアイドル〜
1- 20
653: ◆4flDDxJ5pE[saga]
2014/09/28(日) 19:55:12.56 ID:CPJzR2pqo

 しかし、あんな短時間で気持ちが切り替えられるものか。

 恐らく無理だろう。

 結果がでなければ、ジワジワと真綿で首を絞められるように絶望感が襲ってくるはず

だ。

 そんな時、自分はどうすればいいのか。播磨にはわからなかった。

「なあ、雷電」

 播磨が隣にいた雷電に声をかけようとしたその瞬間、

「結果が出たぞおお!!!!」

 男の声が聞こえた。

 大会の役員らしき人物が大きな紙を持って掲示板の前に歩く。

 あの紙に順位が書かれていることは間違いない。

「拳児」

 雷電は言った。

「俺が行く」

 播磨は立ち上がる。

 最後まで見届けるのが、ここまでチームを作ってきた自分の務めだと思ったからだ。

「私も行くよ、拳児くん」

 不意に穂乃果も立ち上がった。

「穂乃果?」

「私、リーダーだからね」

 そう言って穂乃果は片目を閉じた。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
949Res/905.10 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice