過去ログ - ラブ・ランブル! 〜播磨拳児と九人のスクールアイドル〜
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681: ◆4flDDxJ5pE[saga]
2014/09/29(月) 19:34:04.84 ID:GcqR+MbJo

「あ、それじゃあ見たまんまか」

「なんだそりゃ」

「それにしても楽しいですね、釣り堀」

「まだ何も釣れてねェぞ」

「いやいや、こうやって人と話しながら並んでのんびり釣り糸を垂らす。こういうのって

憧れていたんですよねえ」

「何だか年寄りみたいだな」

「ひ、酷い。毎日忙しかったから憧れがあったんです」

「ああ、悪い悪い。そうだよな。確かに俺も、まあお前ェほどじゃねェけど、こんなに

落ち着いた時間を過ごすのは久しぶりかもしれん」

「そうですそうです♪」

「あんまり落ち着きがねェと魚が逃げちまうぞ」

「シャクリとかしなくていいんですか?」

「それこそ、鯉がビビッて来なくなるぞ」

「ふうん」

 早紀は楽しそうに肩を揺らす。

 すぐに飽きてブーブー言うかと思ったけれど、わりと忍耐力もあるようだ。

 いや、忍耐力がなければアイドルなど勤まらないか。

 そんなことを考えていると、ふとプロデューサーの新井タカヒロの言葉を思い出す。

「なあ、早紀」

「はい? なんですか」


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