過去ログ - ラブ・ランブル! 〜播磨拳児と九人のスクールアイドル〜
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699: ◆4flDDxJ5pE[saga]
2014/10/01(水) 17:52:47.40 ID:vZ0/dDsXo

 急に穂乃果が顔を出してきた。

「ん、キミは」

「高坂穂乃果です」

「そうか、キミがリーダーの。どうかしたかい」

 女子生徒に対してはかなり声が優しい。見かけによらずフェミニストなのか。

「先輩の顔のその傷、どうされたんですか?」

(あ、そこ聞いちゃいますか)

 播磨は不味いと思った。

 何だか聞いてはいけないような気がしたからだ。

「ふむ、飼っていた猫を可愛がり過ぎてな、やられてしまったのだ」

(しょうもなっ!)

 播磨は思わず口に出しそうになった。

「愛情も過ぎたら傷つけることになる。それを学んだ」

「ちなみにいつのことですか?」

 穂乃果は聞いた。

「高校二年の夏だな」

(もうちょっと早く学べよ)

 やはりにこの言うとおりちょっと変人であると、播磨は思った。

 しかし、後輩のためにカンパを集めてくれるなど、かなりいい人でもある。

 絵里が尊敬するのも少しは納得できた。変人だけど。




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