過去ログ - ラブ・ランブル! 〜播磨拳児と九人のスクールアイドル〜
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703: ◆4flDDxJ5pE[saga]
2014/10/01(水) 17:54:54.65 ID:vZ0/dDsXo

「無論、阿衣度瑠(アイドル)に必要な歌、踊り、体力、笑顔、全ての鍛錬をこの、

阿衣度瑠寺にて行う事が可能」

「阿衣度瑠寺?」


   阿衣度瑠寺とは、安土桃山時代に活躍した女性芸能者、出雲の阿国の

 「かぶき踊り」に魅了された浄土宗の僧が建立したと伝えられる。

  以来、特に女性芸能者の修行の場として、松●聖子や山口●恵など、様々な

  トップアイドルが修行したと言われている。

               松尾鯉雄著『日本アイドル史』民明書房刊



「我、様々な阿衣度瑠事情に精通。中国三千年の歴史、侮るなかれ」

「いや、そうは言うけど、お前ェさん医院はどうすんだ」

「部下に委任。心配無用」

「ああ、そう」

 不安そうにする一部のメンバーに対して、絵里は言った。

「大丈夫よ皆。王先生は医者でもあるのだから、怪我の心配もないわ」

 なんでそんなに、このドジョウ髭を信頼できるんだ、と播磨は思った。

「怪我の心配はないかもしれないが、命の心配はありそうだぞ」

 今すぐにでも「死亡確認」とか言いたそうな顔をしているこの怪しい医者に、播磨は

警戒を隠さない。

「ラブライブの本予選まで時間無し。各々、早速修行の準備をなされよ」

 そう言うと王大人は着替えの場所を指示する。

 怪しい白服たちに案内されたメンバーは、着いて早々に練習に取り掛かることになった。

 そして境内に残される播磨と雷電の二人。

 その二人に王大人は言った。

「貴様らにも修行有」

「は?」


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