過去ログ - ラブ・ランブル! 〜播磨拳児と九人のスクールアイドル〜
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707: ◆4flDDxJ5pE[saga]
2014/10/01(水) 17:57:04.08 ID:vZ0/dDsXo

「故に、A−RISEとは異なる土俵で勝負すべし」

「異なる土俵? どういうことだ」

「それを考えるのが貴様の役目」

「チッ、何だよそれは」

「確かに、今の状態ではまともにやり合ってもA−RISEには敵いそうにないな」

 そう言ったのは後ろにいる雷電である。

「それは……」

「プレ・ラブライブの映像も見ただろう。彼女たちは歌も踊りも完璧だ。ちょっとや

そっとの練習であそこまで出来るものではない」

 播磨は、ふと山田早紀とのことを思い出す。

 毎日のように練習を繰り返し、そして彼女たちは舞台に立っているのだ。実力では

敵わないことは明白であった。

「だったら諦めろってことか? んなことしたら、学校がなくなっちまうかもしれねェ

んだぞ」

「それはわかっている。だが、勝機が全くないとは王大人先生もおっしゃっていない」

「そうなのか!?」

「……」

 それについて王大人は答えない。

 簡単に答えを出してくれないことは、わかっていた。



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