過去ログ - ラブ・ランブル! 〜播磨拳児と九人のスクールアイドル〜
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◆4flDDxJ5pE
[saga]
2014/10/02(木) 19:50:23.95 ID:3j7CaiHGo
どれほどの時間が経っただろうか。
数時間だろうか。
それとも数秒。
時間の感覚がよくわからない。
ただ一つわかることは――
「おおーい、拳児いいいい!!」
自分が生きているということだ。
「はっ!」
気が付くと、播磨は地面の上に膝立ちになっていた。
両手に持った刀は地面に突き刺さっている。
「拳児、大丈夫か」
横を見ると雷電が心配そうに呼びかける。
「雷電……」
「よかった、意識はあるようだ」
安心したように雷電は言った。
「山の神は……?」
播磨がそう言うと、
「あそこだ」
と、伊達がアゴで場所を示す。
するとその先には、ソフトボールくらいの大きさの蜘蛛が歩いていた。
平均的な蜘蛛と比べると明らかに大きいが、自分たちが戦った蜘蛛とは比べものに
ならないほど小さな蜘蛛になっていた。
「あれが本来の姿なのだろう。恨みなどの呪いを解放したら、ああなった」
小さくなった蜘蛛は、ちょこちょこと急ぐように、元いた洞窟の中へと戻って行った。
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