過去ログ - ラブ・ランブル! 〜播磨拳児と九人のスクールアイドル〜
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761: ◆4flDDxJ5pE[saga]
2014/10/03(金) 20:13:50.25 ID:z00UIWoZo


山の神(巨大蜘蛛)との死闘を終えた播磨たちは、一日かけて下山した。

 しかし、二日間も徹夜したため、途中休憩が長引いてしまい、合宿先の寺にもどった

のは結局その日の夕方遅くになってしまった。

「へっ、出迎えもなしか」

「仕方あるまい。皆、三日間のレッスンで疲れているのだ」

 一日中ダンスや歌のレッスンでみっちりしごかれる経験は、彼女たちには初めての

ことだろう。疲れているのも無理もないかもしれない。

「先輩たちは無事に帰ったかね」

 播磨は独り言のようにつぶやく。

 途中、飛燕と伊達と月光の三人は車に乗って帰って行った。どうせなら寺まで車で

送ってくれれば良かったものを、それでは修行にならない、と王大人が止めたため、

結局歩いて帰ることになってしまった。

 おのれ王大人。

「随分と静かだな」

 二日ぶりに見る阿衣度瑠寺(あいどるじ)の境内はかなり静かであった。

 王大人の部下らしき白装束・白頭巾軍団の姿も見えない。

「二人共御苦労。風呂に入るべし」

 王大人は言った。

「そういや、ここの風呂って天然温泉だっけ?」

 播磨は雷電に聞く。


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