過去ログ - ラブ・ランブル! 〜播磨拳児と九人のスクールアイドル〜
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795: ◆4flDDxJ5pE[saga]
2014/10/05(日) 17:34:44.63 ID:yguzjLR4o

 また、ことりは小学校のころから可愛らしかったから、男子としては好意を

はっきりとは表に出せず、つい意地悪をしてしまったのだろう。

「こらあ! やめなさい」

 正義感の強い海未は、そんな現場を見過ごすはずもなかった。

 周りの児童たちは、体格の大きいいじめっ子に恐れをなして何も言えなかったけれども。

「なんだあ? 二組の園田かよ。何か文句あんのか」

 いじめっ子はそう言って睨み付ける。

 だが、海未はまったく動じない。

「女の子をいじめるなんて、随分格好の悪いことをするのですね」

「別にいじめちゃあいないさ。ちょっと話をしただけだ」

「……!」

 海未の後ろに隠れたことりが涙目で首を振る。

「本人は嫌がっていたようですが?」

「うっせえなあ。お前には関係ないだろうが」

「人に迷惑をかける行為を見過ごすわけにはいきません。あなた、南さんに謝りなさい」

「は? 何だお前。何様のつもりだ」

 いじめっ子はイライラを募らせる。

 どう見ても海未の方が正しいのだが、彼女の高圧的な言い方に反発してしまったようだ。

「女の癖に俺に意見しようってのかよ、コイツ」

「きゃあ!」


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