過去ログ - ラブ・ランブル! 〜播磨拳児と九人のスクールアイドル〜
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832: ◆4flDDxJ5pE[saga]
2014/10/08(水) 19:49:31.36 ID:MHW71Ydlo

 遂に二日後に迫った本予選。

 合宿も終え、準備万端のメンバーたち。

 仕上げの練習にも緊張感が感じられる。

 ただ、少し気を張り過ぎなのではないかと心配する播磨。

(どうにかする必要があるのか、それともそのままでいいのか)

 播磨は考えた。

 このままでも十分良い気がする。

 だが何かが足りない気がするのも確か。

(足りない? 一体何が足りない?)

 自問自答する播磨。

 真剣にレッスンに打ち込むメンバーの横顔を見ながら播磨はそこに不安を感じ取った。

(そうか、不安なのかもしれねェ)

 予備予選で派手に転倒した穂乃果。

 その結果、予選突破はギリギリであった。他のメンバーも、失敗をしないように、

細心の注意を払って練習をしている。

(だが少し緊張し過ぎではないか)

 播磨はその緊張を解す方法を考えてみた。

(あまりいい考えではないかもしれねェが)

 そう思いながら播磨は雷電に声をかける。

「なあ雷電」

「どうした、拳児」

「ちょっと頼みがあるんだが」

「なんだ?」

 雷電は改めて播磨に向きなおった。


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