過去ログ - ラブ・ランブル! 〜播磨拳児と九人のスクールアイドル〜
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◆4flDDxJ5pE
[saga]
2014/10/12(日) 20:30:54.91 ID:wl+HBWq5o
「私たちA−RISEが最後から二番目、そして貴方たちμ’sが最後。お互い、
順番が隣同士でしょう? 一緒にがんばりましょうと言いに来たの」
「……はあ」
先日の件もあるだけに、この人はどうにも油断できない。
そう思う穂乃果であったけれど、ツバサは特に気にしている様子はなかった。
「では、お互い頑張りましょう」
そう言って彼女は右手を差し出す。
「はい」
穂乃果も右手を差し出した。すると、不意にツバサは穂乃果の身体を抱き寄せる。
「!?」
「“彼”も来ているのよね。狙っちゃおうかしら」
「!!?」
あまりにも直接的な表現に、一瞬言葉を失う穂乃果。
「……しません」
「え?」
握手の手を放した穂乃果は言い放つ。
「拳児くんもラブライブも負けません!」
高坂穂乃果の宣戦布告。
だが穂乃果のその言葉に、ツバサ以外のその場にいた全員がキョトンとした。
何を言っているのかよく理解できなかったからだ。
「ウフフ。面白くなりそうね。それじゃあ、失礼いたします」
そう言うと、ツバサは踵を返して自分たちの場所へ戻って行った。
「一体どういうことです? 穂乃果」
ツバサたちがいなくなると、穂乃果に海未が詰め寄る。
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