過去ログ - ラブ・ランブル! 〜播磨拳児と九人のスクールアイドル〜
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881: ◆4flDDxJ5pE[saga]
2014/10/13(月) 21:47:03.01 ID:EsHgPiDqo




 既に予選は始まっているので、会場外の廊下は人がまばらであった。

 閑散としている道を播磨は一人歩き、そしてトイレで用を足すと再び会場に戻ろう

とした。

 しかし、その時ふと足を止める。

「……」

 恐らくこの後、A−RISEのパフォーマンスを見ることになるだろう。

 これは確実だ。

 彼は初めてA−RISEのライブを観た時のことを思い出す。

 まるでプロのようなパフォーマンス。

 本当に勝てるのか、と不安に思ったこともある。

 だが今、彼女たちは同じステージに立っているのだ。

 播磨が観客席に戻ることを躊躇していると、意外な人物が声をかけてきた。

「やあ、播磨くんじゃないか」

「あン?」

 振り向くと、そこにはダサイ柄のTシャツを着たガタイの良い男がいた。

 新井タカヒロである。

「何をやっているんだい?」

「いや、ちょっとトイレに」

「そうなんだ。もうすぐ僕のA−RISEのパフォーマンスが始まるよ」


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