過去ログ - 【艦これ】シンジ「僕が提督に?」
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4: ◆h5MWZ0TTlE[saga]
2014/08/31(日) 21:15:04.47 ID:K8smd56o0
朝食と弁当の支度がある程度片付いた所で集中を少し緩めた。
BGM代わりに付けていたTVから自信に満ち溢れた少女の声が響く。
『私達にかかれば深海棲艦は怖くありません。皆さん、安心してください』
見た目麗しい、美少女のインタビュー。
噂の"アスカ様"だった。
『私には隣にいるビスマルクをはじめ、沢山の頼りになる仲間がいます。
奴等には上陸はおろか、目視さえさせません』
『私達の活躍を生で見たい方には、とても心苦しく思いますが』
その言葉で締めくくり、ニヤリ、という表現が似合う笑みを浮かべていた。
この自信溢れる少女がすると様になっている。
「シンジ―! おはよーー、起きてるーーー!?」
比叡か。
幼馴染のお節介な女の子の顔を思い浮かべ、答える。
「比叡、起きてるよ。 声が大きいって」
「ははー、ごめん。ほら、私の妹だよ」
比叡の後から、1人の少女がひょっこり顔を見せた。
「はじめまして、榛名と申します。よろしくお願いします」
いつも元気一杯な比叡とは、正反対という程でもないが御淑やかな印象を受ける少女だった。
どちらからというとまだ可愛いという印象を受けるが、物凄く顔が整っており美人だ。
これは入学初日から話題になるだろうな。
「はじめまして、榛名さん。シンジです。
入学おめでとう、制服も良く似合ってるよ」
「ありがとうございます、シンジさん」
花が咲いたような笑顔を浮かべる榛名。
「もう一人、霧島って子もいるんだけどね。
新入生代表挨拶を務めてるからって事で先に行っちゃった」
「わかった」
1人居ないと思ったらそれでか。
しょうがない、僕の分の弁当を少し増やそう。
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