過去ログ - 【艦これ】シンジ「僕が提督に?」
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7: ◆h5MWZ0TTlE[saga]
2014/08/31(日) 21:43:59.03 ID:K8smd56o0
シンジside 〜教室にて


入学式を終え、教室に戻って一息ついた。
教室戻っても新入生についての話題は尽きず、
また、部活動に所属している生徒は、この後も勧誘活動の為、同部で話し合いをしている生徒もチラホラ居る。

「シンジ、見たか?」
「何が?」
「勿論、新入生の事だよ。今年はかなりの豊作だったぜ」
「ああ、可愛い子多かったね」

教室につくなり、新入生の話題を出すムサシ。
思えばこいつとは付き合いも長く、悪友と言ってもいい。

「注目は、新入生代表の霧島さんもかなりレベルは高かったが」
「他にも?」
「ああ、黒髪ロングの子でとびきり可愛い子がいた。
名前は榛名ちゃんって言うらしい、しかも霧島さんと姉妹だそうだ。天使だったぜ」

間違いなく僕の知る榛名の事だろう。
霧島さんの事は兎も角として、榛名の事もここまで広がるとは情報が早すぎる。
よくよく周りの話に聞き耳を立てても霧島さんと榛名らしき人物の話がちらほら聞こえた。

「はぁ、こういう事なら留年しとけばよかったぜ」
「お前なぁ…進級時に泣きついて手伝った僕の時間返せよ」
「はは、冗談だよ」
「ったく」
「今年は絶対に彼女作ろうぜ、な」
「ああ、勿論だよ」
「あ、だけどお前は既に奥さんがいるかな」

チラリと横に視線を移すムサシ。
視線の先を追うと比叡がいた。

「ふふふっ」

ムサシに何か言い返そうと考えていたところで、
突然、比叡が立ち上がる。
何事かと皆の視線を集めているが、
なんとなくこの後の展開が予想出来た。


「霧島も榛名も、比叡の自慢の妹なんです!」


「マジで!?」
「それ、本当なの!? 比叡さん」
「うわー紹介してくれー」
「あんな綺麗な妹さんがいるなんて、羨ましいわ」
「うちの妹と取り換えてくれ」
「天使だ…」

様々な声が飛び交う。
比叡のその一言を引き金に、教室が一気にヒートアップした。
主な話題としては、やっぱり2人に集点を充てた話題ばかりだが、
ここまでヒートアップするのは正直、予想以上だ。

そして、目の前のいたはずのムサシの姿はどこにもなく、
何時の間にか比叡に質問を浴びる集団の最前線にたっていた。

「ひ、ひえーーー! 皆落ち着いてーー!!」


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