過去ログ - ほむら「修学旅行に行くことになった」
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17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/08/31(日) 21:27:07.94 ID:yr6BPtvA0
しとしとと雨が傘を叩いているのが気になった。花がらの持ち主の顔が頭に浮かび、黙りこむ。

無表情で返事をするほむらにしびれを切らした杏子が睨みつけた。


「アタシが言えた義理じゃないけどさ。同じ魔法少女のよしみとして言っておくと、もう少し普通にしてた方がいいと思うぞ。

 さやかはなんでかアンタのこと目の敵みたいにしてっけど。ヤバイオーラ撒き散らしてクラスの連中遠ざけるにしても限度ってもんがあんだろう?」

「あなたは今の生活が楽しいのね、杏子」

「はっ? なんだよ急に」


杏子は戸惑う。見たことがないような柔らかい顔で暁美ほむらが笑っていたからだ。

怒ったつもりが笑われ、しかし腹が立つどころか不思議なものを見た心地だった。


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