過去ログ - ほむら「修学旅行に行くことになった」
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6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/08/31(日) 21:08:23.43 ID:yr6BPtvA0
どこか見るものを不安にさせるほむらの瞳は、安易に話をしたいと思えるようなものでなかった。

それが今の印象であり、彼女に話しかけるぐらいなら丈の長いスカートで竹刀を担いでいるやさぐれた女生徒に声をかける方がまだマシだという者もいる。

孤高の獣と捉えるものもあれば、無意識に垂れ流している妖気の毒に当てられ目を合わせることも憚られるという者さえ。

いずれにせよほむらに積極的に関わりあいたいと望む猛者は教室には誰一人いなかったということだ。

それをほむらも承知していた。むしろ上等だ。あえて話しにくい立ち振る舞いをしているつもりだから。

だが昨日の枕元で想像していたのは一人海岸沿いに腰を下ろしているこんな無様な姿などではなかった。


こんなはずではなかったのに。


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