37: ◆N7YbsBIT3ELs[saga]
2014/09/01(月) 22:16:34.77 ID:UDVM4aPw0
ずぶ濡れのわたし達を迎えた母は、わたしがジェノサイダーを友達であると紹介すると、あら、と目を細めて笑むだけで、特に何を問うこともなく、唐突な来訪者の宿泊を承諾した。昔から母は、底の見えないところがある。
ジェノサイダーと入れ替わりで入った風呂から上がると、既に食卓には晩御飯が並んでおり、ジェノサイダーはその料理を褒めちぎっていた。
とにかくよく喋るジェノサイダーは母と早々に打ち解けた様子で、わたしは複雑な気持ちで箸を口に運んだ。
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