55: ◆N7YbsBIT3ELs[saga]
2014/09/01(月) 22:44:34.09 ID:UDVM4aPw0
ぶつかった、そう思った瞬間、わたしの目前に床があった。
何が何だか解らなかったが、とにかくわたしは転んで、這いつくばっていた。
右脛が異様に痛む。簡単に立てそうにない。
うつ伏せに倒れていたわたしは、なんとか上体だけ起こし、後ろを振り返った。
そして、凍りついた。
紺色の、長いレインコート。
雨男が、そこにいた。
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