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2014/09/02(火) 10:21:46.51 ID:IZc7mK0QO
学校が終わって帰る途中またしても小学校の時に行きつけていた場所を目指していた。
そこはよく俺が悩んだり嫌なことがあった時に行く高台だった。そこで街を見てると自分の悩みなど小さく感じるのだった。
男「ん?誰かいるのか」
すでにいつもの場所には人がいた。その人を見た時に俺は心臓が跳ね上がった。
凛「あっ男君、、」
星空は泣いていた。活発な星空からは想像出来ない泣き顔だった。
男「なんで泣いてるんだ?」
凛「な、ないてなんかないにゃ!!」
そう言って目をゴシゴシこする。元から赤かった目がさらに赤くなる。
男「スクールアイドルのことか?」
凛「!?どうしてわかるの?」
まぁそれぐらいしかないだろうな。
俺はあくまで平静を保って接する。
男「俺が何をできるわけではないけど話ぐらいなら聞くよ」
凛「うん、、今ねほのかちゃんたちが修学旅行でいないの。それでね凛がリーダーをやるってなったんだけど全然うまくいかなくて。それにね!次の衣装がすごい可愛くてね!凛なんかじゃ似合わないよ、、」
そう言って星空は顔を俯かせた。自分に自信がないっていうことか。
えっとほのかちゃんは確かμ'sのリーダーだっけ。。
凛「凛なんかよりかよちんやえりちゃんがやった方が絶対にいいにゃ!」
男「星空の気持ちもわからなくはないけどな。自分のことを なんか なんて言っちゃダメだぞ」
凛「どうして?」
男「例えば俺が今星空を褒めたとしても俺の本心はわからないだろ?」
凛「?? 本心?」
男「俺が本当に思ってるかはわからないだろ?でも自分だけは自分信じれるんだ。自分だけが自分の本心をわかるからね」
凛「うーん。なんか難しいにゃ」
男「まぁ自分だけが本当に自分を信じられるって言いたいんだよ」
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