過去ログ - 【咲-Saki-】京太郎「俺は一番になりたい」桃子「先は長いっすねぇ」【安価】
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◆uyhWeNAxHY
[saga]
2014/09/15(月) 00:44:44.37 ID:PH8W6hOVo
下町に分類される一帯とはいえここは東京であり
夜の10時を回った今も結構な明るさで街は活動していた
これが長野だったら路灯の明りぐらいしかないものだが
ま、建物より田畑と山の方が面積広いもんな
15分くらい大通りを歩いただろうか
ビジネスホテルと川を挟んだ向かい側に
三色カラフルなコンビニが現れた
京太郎「流石どこにでもあるな、このコンビニ」
我が長野でもそこそこ見かける
場所の確認だけして手ぶらで帰るのも気が引けるし
てきとうに皆で摘まめるものでも買っていこうか
カップ麺やらスナック菓子の並ぶコーナーに立ち
見たことないほど品ぞろえの豊富なそれに見惚れていると
とんとん、と肩を叩かれた
肩を叩かれるというのは
叩いた人間は俺に用があるということで間違いはなく
何の気なしに、俺は呼ばれるまま振り返って――
はやり「今晩は、須賀君☆」
魑魅魍魎出たァ―――ッ!?
京太郎「なっ、なっ、なっ……!?」
はやり「ナッツが欲しいの? はいっ」
酒類のつまみに食べるような
ピーナッツの詰め合わせ袋を押し付けられ
日本語を生成しない口をパクパクさせたまま
俺は受け取らざるを得ず、受け取る
なんで、この人がここに!?
テレビで見受けられるのと違って
ツインテールではなくポニーテール
似合っていない伊達眼鏡に地味めな色味の服装は
間違いなく変装なのだが
一部分が強烈に主張している為、変装っぽくない
はやり「はやや〜……まさか東京で会うなんて奇遇だねっ」
京太郎「えっ、あっ、は、そう、ですね」
動揺から抜け出せず、しどろもどろに舌が回らない
もうそんなに緊張しなくてもいいんだぞ、などと言っているが
俺と貴女の関係性を考えたら普通は緊張すると思うんですけど!
はやり「須賀君は長野に住んでるんだよね?」
はやり「だとしたら、どーして東京にいるのか……」
うむむ、と目を閉じて真剣に考える様子の瑞原プロだが
なんでこの人は、あんなことがあったのに
こんなに普通の態度で接することができるんだろう
京太郎「そういう瑞原プロは、どうして」
ようやく吐き出せた言葉がそれで
言った直後にそれは少し考えれば分かるだろ、と後悔
はやり「チームは埼玉の大宮だし」
はやり「インハイ中は解説のお仕事があるからねっ」
パチンとウィンクを飛ばしてくるのはどういう意味なのかと
勘ぐってしまう自分は、この人を警戒しきりなんだなと確信
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