過去ログ - 【咲-Saki-】京太郎「俺は一番になりたい」桃子「先は長いっすねぇ」【安価】
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◆uyhWeNAxHY
[saga]
2014/09/27(土) 22:21:34.88 ID:WWYpUIxWo
切っ掛けは夏休みの始まりに遡る
補習の合間にちょこちょこと顔を出していた加治木先輩と
対局するための人数が揃わなかった時の暇潰しで
全国区の牌譜と顔を突き合わせている時だった
ゆみ「……君の打ち筋に似ている人物がいるな」
京太郎「あぁ……」
思わず漏れた生返事に探るような視線を向けられて
少し萎縮してしまう。俺は牌譜から顔を上げた
ゆみ「心当たりでも?」
追及の手を止めない加治木先輩に内心で溜息を吐く
心当たりというか、意識してやっている節があるというか
京太郎「たぶんですけど……宮永照さん、でしょう?」
ああ、と首肯して加治木先輩は
ゆみ「似ている、というより君の上位互換という感じだな」
ゆみ「第一局目での様子見。これはどんな良手牌でも変わらないし」
ゆみ「無駄自摸なく手が進んでも和了る気配を見せない……」
ゆみ「そしてその後は怒涛の連続和了と打点上昇」
八連荘がローカルルールで良かったよ、と
ワザとらしいくらいに朗らかな声で付け加え
ゆみ「彼女の牌譜と、君の過去の牌譜を見比べれば――」
ゆみ「偶然では片付けきれないような一致をいくつも見ることができる」
ゆみ「これは……どういうことだろうな?」
京太郎「……意識して、やってる部分ってのはあるんです」
京太郎「俺の知る限りで宮永照というのは――最強の存在」
京太郎「ならば、彼女の打ち筋を真似れば強くなれるんじゃないか?」
京太郎「そう考えて、彼女の様に在りたいと願って……」
ゆみ「その結果が、打ち筋の一致だと?」
俺の言葉の先を接いだ加治木先輩の目を見て小さく頷く
卓上に蔓延る超常現象を抜きにして
そうとしか考えられなかったから、そういうものだと
俺自身は納得していたから
しかし加治木先輩は滅多に見せないような
難しい表情を張り付けると
ゆみ「それは有り得ないよ、オカルトだ」
ゆみ「他人の打ち筋なんて、真似しようと思ってできるものじゃない」
そう、厳しく断じた
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