過去ログ - 【咲-Saki-】京太郎「俺は一番になりたい」桃子「先は長いっすねぇ」【安価】
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◆uyhWeNAxHY
[saga]
2014/09/08(月) 22:04:31.43 ID:JN9osH+fo
体感的には数時間はかかったのではなかろうかと
思ってしまうほどに時間が引き伸ばされていたが
実際はほんの30分もないくらいだったようで
二人手を繋いでゆったりと余韻に浸っていた
痺れるような、それでいて震えるほどの歓喜は
これまでに味わったことのないものであった
できる限り彼女とこうして居たいという欲求はあれど
しかしこのまま部活の遅刻時間が伸びるのも問題ではある
どちらからともなく指を絡めるようにして手を繋ぎ直すと
再び目的地へと歩き出す
名残惜しい気持ちを振り切って
部室の扉を開けた俺の前に現れたのは――
智美「遅かったなー二人とも」ワハハ
京太郎「蒲原先輩!?」
長机にテキストの山を広げ、その他の荷物が
乱雑に積み上げられた中で笑う元・部長殿で
ゆみ「ここで会うのも久しぶりだな、二人とも」
桃子「そうすっね……他で会うこともあるにはあるっすけど」
京太郎「ここで顔を合わせるのとでは、また違ってくるってことですか」
ゆみ「そういうことだな」
ゆみ「今日来たのは久しぶりに後輩の様子を見ようというのもあるが」
ゆみ「蒲原がな……」
苦々しく言って加治木先輩が視線を移した先――
智美「わはは」
いつもの笑顔で居座る蒲原先輩は
ごちゃごちゃとしたものに囲まれている
アヒルの玩具みたいなものから茶封筒
人が殺せそうな暑さの本まで様々なものがある
理由不明なまでの雑多さはデパートか何かを彷彿とさせる
これ、何なんだ……?
智美「いやぁ……部員が中々揃わない時になー」ワハハ
智美「三麻やネト麻じゃ物足りないからって持って来てたんだけど」ワハハ
睦月「言われてみれば懐かしいようなものもありますね……」
智美「だろー?」ワハハ
ゆみ「問題はそれをここのロッカーに入れっぱなしにしてたってことだろ!」
智美「」ワハハ
これは酷い
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