過去ログ - にこ「夢を諦めたスクールアイドル」
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41: ◆GKcmsITYJ1lx[sage saga]
2014/09/09(火) 08:24:18.80 ID:jyaw0oN80
にこ「悔しさの中で 君の歌声が」

あんじゅ「優しさを届けて 笑顔にしてくれた」


あんじゅ『うぇ〜ん! 助けてにこに〜作曲が上手くいかないよぉ』

にこ『弱音早っ! 昨日自信満々に「このにこが書いた作詞ノートがあれば楽勝だよ」って言ってた癖に』

あんじゅ『現実はそんなに甘くなかったー』

にこ『挫折するにもまだ遠い道のりでしょうが。二曲作るのよ?』

あんじゅ『目安半月で二曲作曲とか素人には無理!』

にこ『こっちは衣装デザインして、それを仕上げなきゃいけないのよ。無理は承知でしょうが』

あんじゅ『う〜るる〜』

にこ『こうして無駄話してる間にもバザーの日は近づいてくるのよ』

あんじゅ『現実ってどうしていつも厳しいのかしらね』

にこ『遠い目して逃避しようとしてるんじゃないわ。一度でも逃げれば逃げ癖つくわよ』

あんじゅ『どうすれば曲って思いつくんだろう?』

にこ『知らないわよ』

あんじゅ『作詞の時はどんな時に思いつき易かった? 何曲も書き溜めてあるけど』

にこ『寝起きや寝る前が多かったわね。書き留められないと忘れちゃうのよ』

にこ『閃きの神様って意地悪なんだと思うわ。(トントン)あれ、誰か来たわね』

あんじゅ『入部希望者とか?』

にこ『それは絶対にないでしょ』


あんじゅ「僕にとっては特別な 君の綺麗な歌声」

にこ「負けそうな時も 笑顔にさせる魔法」


あんじゅ『あ、れ? 何か忘れ物でもあった?』

元部員『あのね、ブログ見てるよ。今度ファーストライブやるんでしょ?』

にこ『ええ。と言ってもバザー会場での客寄せ目的だけどね』

元部員『それでもやっぱり二人は凄いなって。辞めちゃったけど、応援してるから。これ差し入れ』

あんじゅ『お饅頭?』

にこ『お饅頭ね』

元部員『疲れた時は甘い物欲しくなるでしょ? 穂むらのお饅頭ってすっごい美味しいんだよ』

あんじゅ『へぇ〜』

にこ『わざわざ差し入れなんてしなくても良かったのに。……ありがとう、嬉しいわ』

元部員『辞めた皆でお金出し合って買ったの。だから、一つだけお願いがあるんだ』

にこ『ん、何よ?』

元部員『スクールアイドルの祭典。ラブライブで是非優勝して欲しいって』

にこ『ちょっとスケールでか過ぎるわよ』

あんじゅ『まだライブすらしたことないのに』

元部員『でも、二人の情熱なら出来るって皆でよく話してるんだ』

にこ『情熱で現実はどうにかならないわよ』


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