過去ログ - にこ「夢を諦めたスクールアイドル」
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802: ◆GKcmsITYJ1lx[saga sage]
2015/02/14(土) 17:36:49.79 ID:PnD9Jman0
海未「普段から家事を任されているにこにしてみれば正しい判断だと思います」

絵里「そうね。なんなら私達も助っ人として参加してもいいわよ」

にこ「甘いわ! 数が多ければ結果がより良い方向に動くと思うのはセールという戦場を知らない素人発言よ!」
以下略



803: ◆GKcmsITYJ1lx[saga sage]
2015/02/14(土) 17:37:36.44 ID:PnD9Jman0
穂乃果「ところがどっこい、鍋奉行はなんとことりちゃんだったりするんだよね」

海未「ことりは鍋になると人が変わりますからね。仕切るというより、奉仕するという言葉の方が似合いますけど」

穂乃果「自分は食べずに穂乃果と海未ちゃんに食べさせるから。雛になった気分になるよね。ちゅんちゅん♪」
以下略



804: ◆GKcmsITYJ1lx[saga sage]
2015/02/14(土) 17:39:17.83 ID:PnD9Jman0
絵里「いいわよ。負ける気はないし、これで海未も私の妹になる訳だしね」

海未「余裕ですね」

絵里「二人で邪道ポーカーを忘れたとは言わせないわよ」
以下略



805: ◆GKcmsITYJ1lx[saga sage]
2015/02/14(土) 17:40:15.24 ID:PnD9Jman0
海未「それで構いません。よろしくお願いします」

絵里「でも、肝心のトランプを用意してなかったわね」

海未「大丈夫です。常に新品のトランプを鞄に用意してありますから。封は絵里が切ってください」
以下略



806: ◆GKcmsITYJ1lx[saga sage]
2015/02/14(土) 17:41:15.06 ID:PnD9Jman0
一秒にも満たない癖だけど練習で得られた情報としては値千金。

それが毒とも知らずに絵里は内心でほくそ笑んだ。

本番が始まった一戦目。
以下略



807: ◆GKcmsITYJ1lx[saga sage]
2015/02/14(土) 17:43:43.93 ID:PnD9Jman0
これもまたあんじゅの生み出したカードゲームだからだったのかもしれない。

絵里は自分が選んだカードを開示した時、背筋が凍った。

絵里「ど、どうして?」
以下略



808: ◆GKcmsITYJ1lx[saga sage]
2015/02/14(土) 17:44:53.79 ID:PnD9Jman0
絵里が選んだのはまたハズレ。

海未が選んだカードは今度はQ。

だけど、海未は練習の時に使った視線を泳がす癖をまた披露した。
以下略



809: ◆GKcmsITYJ1lx[saga sage]
2015/02/14(土) 17:45:31.48 ID:PnD9Jman0
呆気なく自分の策を水の泡にされる。

そして開示の時。

一回戦と同じ結果が待ち受けていた。
以下略



810: ◆GKcmsITYJ1lx[saga sage]
2015/02/14(土) 17:46:33.22 ID:PnD9Jman0
絵里「にっこにっこにー」

海未「激しく似合いませんね」

穂乃果「絵里ちゃんはクール系だから正直似合わないと思う」
以下略



811: ◆GKcmsITYJ1lx[saga sage]
2015/02/14(土) 17:47:37.76 ID:PnD9Jman0
――エピローグ

海未「勝負は私の勝ちでしたが、最後までゲームを続けたその精神力には感服しました」

絵里「邪道シスターズは諦めることの愚かさを知ってるからね。だから足掻くのが得意なのよ」
以下略



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