過去ログ - にこ「夢を諦めたスクールアイドル」
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880: ◆GKcmsITYJ1lx[saga sage]
2015/02/22(日) 07:45:46.35 ID:Dc9AONNA0
絵里「以前は大吉でも、次は大凶が出るかもしれないじゃない。直せる弱点は直した方が賢明よ」

海未「……精進します」

絵里「その堅実さは文句なく海未の魅力よ」
以下略



881: ◆GKcmsITYJ1lx[saga sage]
2015/02/22(日) 07:46:18.67 ID:Dc9AONNA0
穂乃果「でもほらっ、今から新入生の子が尋ねてくるかもだし」

にこ「待つのは昨日で最後って言ったでしょ。海未と穂乃果がどうしてもっていうから特別に待ったんだからもう充分でしょ」

絵里「にこの言うとおりね。どうやって予選を突破するのか、練習しながら考えた方が効率的よ」
以下略



882: ◆GKcmsITYJ1lx[saga sage]
2015/02/22(日) 07:46:49.58 ID:Dc9AONNA0
にこ「やれやれ。穂乃果は元気ねぇ」

あんじゅ「それが穂乃果ちゃんの最大の魅力だから」

絵里「穂乃果の気持ちも分かるけどね。期待させたくないからああ言ったけど」
以下略



883: ◆GKcmsITYJ1lx[saga sage]
2015/02/22(日) 07:47:28.26 ID:Dc9AONNA0
あんじゅ「お風呂で産毛すら生えてないにこ娘を煮込みます」

にこ「にこげネタとそれに関する言葉を禁止するにこ!!」

絵里「ふふっ。あんじゅのにこへの愛情はもはや芸術的ね」
以下略



884: ◆GKcmsITYJ1lx[saga sage]
2015/02/22(日) 07:47:59.53 ID:Dc9AONNA0
――凛の部屋

凛「そうだったんだ」

花陽『うん、そうなの。だから私も頑張ってみようって思って』
以下略



885: ◆GKcmsITYJ1lx[saga sage]
2015/02/22(日) 07:48:30.13 ID:Dc9AONNA0
花陽『だから頑張れると思う。一所懸命頑張って、あのステージの上でライブをしたいの』

花陽『ううん、ライブをしたいんじゃない。ライブを絶対するの。そう約束したんだ』

凛「そう、なんだ」
以下略



886: ◆GKcmsITYJ1lx[saga sage]
2015/02/22(日) 07:49:03.00 ID:Dc9AONNA0
凛(聞きたくもないのにクラスメートが喋ってたのが耳に入っちゃっただけだけど)

花陽『屋上!? そうなんだ。それでも二十五位なんて底力がある証拠だね』

凛(せっかくのかよちんとの電話なのに。スクールアイドルなんかの話したくない)
以下略



887: ◆GKcmsITYJ1lx[saga sage]
2015/02/22(日) 07:49:42.04 ID:Dc9AONNA0
――三日後(金曜日) 放課後 部室

絵里「先輩方が卒業した今となっては、もっと多くの交流を持っていれば良かったって思うわ」

にこ「体育系にはかなりお世話になったものね」
以下略



888: ◆GKcmsITYJ1lx[saga sage]
2015/02/22(日) 07:50:14.01 ID:Dc9AONNA0
あんじゅ「海未ちゃんの指導のお陰もあって、剣道部は夏の大会に向けて好感触だって」

絵里「弓道部も漸く形になってきたみたいだし。私達が卒業してから結果に繋がっていくかもしれないわね」

にこ「そっか……。見送る立場から、見送られる立場になるのね」
以下略



889: ◆GKcmsITYJ1lx[saga sage]
2015/02/22(日) 07:50:48.52 ID:Dc9AONNA0
にこ「存在を知らなかったし」

絵里「そういう意味でも学校ってずるいシステムよね。恩だけ残して返せずに卒業して行っちゃうんだから」

にこ「情けは人の為ならず。だからこそ恩を後輩に売りつけて私達も卒業していけばいいのよ」
以下略



890: ◆GKcmsITYJ1lx[saga sage]
2015/02/22(日) 07:51:21.05 ID:Dc9AONNA0
絵里「お腹空いたから目が覚めちゃった。でも、太陽がぽかぽかだから光合成で充分にこ♪」

にこ「光合成!? もはや植物関係になってる!」

あんじゅ「よし、次のにこ観察日記はそれにしよう☆」
以下略



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