過去ログ - にこ「夢を諦めたスクールアイドル」
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883: ◆GKcmsITYJ1lx[saga sage]
2015/02/22(日) 07:47:28.26 ID:Dc9AONNA0
あんじゅ「お風呂で産毛すら生えてないにこ娘を煮込みます」
にこ「にこげネタとそれに関する言葉を禁止するにこ!!」
絵里「ふふっ。あんじゅのにこへの愛情はもはや芸術的ね」
884: ◆GKcmsITYJ1lx[saga sage]
2015/02/22(日) 07:47:59.53 ID:Dc9AONNA0
――凛の部屋
凛「そうだったんだ」
花陽『うん、そうなの。だから私も頑張ってみようって思って』
885: ◆GKcmsITYJ1lx[saga sage]
2015/02/22(日) 07:48:30.13 ID:Dc9AONNA0
花陽『だから頑張れると思う。一所懸命頑張って、あのステージの上でライブをしたいの』
花陽『ううん、ライブをしたいんじゃない。ライブを絶対するの。そう約束したんだ』
凛「そう、なんだ」
886: ◆GKcmsITYJ1lx[saga sage]
2015/02/22(日) 07:49:03.00 ID:Dc9AONNA0
凛(聞きたくもないのにクラスメートが喋ってたのが耳に入っちゃっただけだけど)
花陽『屋上!? そうなんだ。それでも二十五位なんて底力がある証拠だね』
凛(せっかくのかよちんとの電話なのに。スクールアイドルなんかの話したくない)
887: ◆GKcmsITYJ1lx[saga sage]
2015/02/22(日) 07:49:42.04 ID:Dc9AONNA0
――三日後(金曜日) 放課後 部室
絵里「先輩方が卒業した今となっては、もっと多くの交流を持っていれば良かったって思うわ」
にこ「体育系にはかなりお世話になったものね」
888: ◆GKcmsITYJ1lx[saga sage]
2015/02/22(日) 07:50:14.01 ID:Dc9AONNA0
あんじゅ「海未ちゃんの指導のお陰もあって、剣道部は夏の大会に向けて好感触だって」
絵里「弓道部も漸く形になってきたみたいだし。私達が卒業してから結果に繋がっていくかもしれないわね」
にこ「そっか……。見送る立場から、見送られる立場になるのね」
889: ◆GKcmsITYJ1lx[saga sage]
2015/02/22(日) 07:50:48.52 ID:Dc9AONNA0
にこ「存在を知らなかったし」
絵里「そういう意味でも学校ってずるいシステムよね。恩だけ残して返せずに卒業して行っちゃうんだから」
にこ「情けは人の為ならず。だからこそ恩を後輩に売りつけて私達も卒業していけばいいのよ」
890: ◆GKcmsITYJ1lx[saga sage]
2015/02/22(日) 07:51:21.05 ID:Dc9AONNA0
絵里「お腹空いたから目が覚めちゃった。でも、太陽がぽかぽかだから光合成で充分にこ♪」
にこ「光合成!? もはや植物関係になってる!」
あんじゅ「よし、次のにこ観察日記はそれにしよう☆」
891: ◆GKcmsITYJ1lx[saga sage]
2015/02/22(日) 07:51:52.89 ID:Dc9AONNA0
絵里「にこ、残念だったわね」
にこ「なんで生易しい目を向けられてるのよ。残念に思う部分がまるでないわ」
あんじゅ「それで見つけたって?」
892: ◆GKcmsITYJ1lx[saga sage]
2015/02/22(日) 07:52:23.61 ID:Dc9AONNA0
にこ「メイド喫茶辺りならバイトとはいえお給料多いだろうし」
穂乃果「三人共! そんな遥か遠い未来の計画なんて今にはなんの価値もないよ!」
海未「そうです。それに……卒業なんて話題を春の今から口にして欲しくありません」
893: ◆GKcmsITYJ1lx[saga sage]
2015/02/22(日) 07:52:58.55 ID:Dc9AONNA0
穂乃果「嫌だよ! そもそもSMILEって諦めないからこそ結成したんでしょ?」
穂乃果「ツバサさんとの約束を守ることを諦めなかったから、スクールアイドルのない音ノ木坂でスクールアイドルが生まれた」
穂乃果「結果的に二人になっちゃったみたいだけど、それでもスクールアイドルを辞めなかった」
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