過去ログ - にこ「夢を諦めたスクールアイドル」
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885: ◆GKcmsITYJ1lx[saga sage]
2015/02/22(日) 07:48:30.13 ID:Dc9AONNA0
花陽『だから頑張れると思う。一所懸命頑張って、あのステージの上でライブをしたいの』

花陽『ううん、ライブをしたいんじゃない。ライブを絶対するの。そう約束したんだ』

凛「そう、なんだ」
以下略



886: ◆GKcmsITYJ1lx[saga sage]
2015/02/22(日) 07:49:03.00 ID:Dc9AONNA0
凛(聞きたくもないのにクラスメートが喋ってたのが耳に入っちゃっただけだけど)

花陽『屋上!? そうなんだ。それでも二十五位なんて底力がある証拠だね』

凛(せっかくのかよちんとの電話なのに。スクールアイドルなんかの話したくない)
以下略



887: ◆GKcmsITYJ1lx[saga sage]
2015/02/22(日) 07:49:42.04 ID:Dc9AONNA0
――三日後(金曜日) 放課後 部室

絵里「先輩方が卒業した今となっては、もっと多くの交流を持っていれば良かったって思うわ」

にこ「体育系にはかなりお世話になったものね」
以下略



888: ◆GKcmsITYJ1lx[saga sage]
2015/02/22(日) 07:50:14.01 ID:Dc9AONNA0
あんじゅ「海未ちゃんの指導のお陰もあって、剣道部は夏の大会に向けて好感触だって」

絵里「弓道部も漸く形になってきたみたいだし。私達が卒業してから結果に繋がっていくかもしれないわね」

にこ「そっか……。見送る立場から、見送られる立場になるのね」
以下略



889: ◆GKcmsITYJ1lx[saga sage]
2015/02/22(日) 07:50:48.52 ID:Dc9AONNA0
にこ「存在を知らなかったし」

絵里「そういう意味でも学校ってずるいシステムよね。恩だけ残して返せずに卒業して行っちゃうんだから」

にこ「情けは人の為ならず。だからこそ恩を後輩に売りつけて私達も卒業していけばいいのよ」
以下略



890: ◆GKcmsITYJ1lx[saga sage]
2015/02/22(日) 07:51:21.05 ID:Dc9AONNA0
絵里「お腹空いたから目が覚めちゃった。でも、太陽がぽかぽかだから光合成で充分にこ♪」

にこ「光合成!? もはや植物関係になってる!」

あんじゅ「よし、次のにこ観察日記はそれにしよう☆」
以下略



891: ◆GKcmsITYJ1lx[saga sage]
2015/02/22(日) 07:51:52.89 ID:Dc9AONNA0
絵里「にこ、残念だったわね」

にこ「なんで生易しい目を向けられてるのよ。残念に思う部分がまるでないわ」

あんじゅ「それで見つけたって?」
以下略



892: ◆GKcmsITYJ1lx[saga sage]
2015/02/22(日) 07:52:23.61 ID:Dc9AONNA0
にこ「メイド喫茶辺りならバイトとはいえお給料多いだろうし」

穂乃果「三人共! そんな遥か遠い未来の計画なんて今にはなんの価値もないよ!」

海未「そうです。それに……卒業なんて話題を春の今から口にして欲しくありません」
以下略



893: ◆GKcmsITYJ1lx[saga sage]
2015/02/22(日) 07:52:58.55 ID:Dc9AONNA0
穂乃果「嫌だよ! そもそもSMILEって諦めないからこそ結成したんでしょ?」

穂乃果「ツバサさんとの約束を守ることを諦めなかったから、スクールアイドルのない音ノ木坂でスクールアイドルが生まれた」

穂乃果「結果的に二人になっちゃったみたいだけど、それでもスクールアイドルを辞めなかった」
以下略



894: ◆GKcmsITYJ1lx[saga sage]
2015/02/22(日) 07:53:29.99 ID:Dc9AONNA0
海未「そうですね、昔からこういう大事な部分では穂乃果は本当に強く、正しい道を指してくれます」

海未「それでこそ私とことりの王子足る魅力です」

穂乃果「えへへ!」
以下略



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