過去ログ - 【モバマス×ニンスレ】「ライク・シング、ライク・ダンス」
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120:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/09/08(月) 03:11:08.47 ID:phbKrh7ho
チヒロは移籍させない理由をだらだらと述べ立てるが、それに納得するフミカPではない。

「それに、あなただって移籍させた後はどうするんです?金もないツテもない何にもないじゃロクに活動だって出来ないでしょう?」

「何を……自分の戻るプロダクションも、サポートする同僚だって存在している!」 97


121:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/09/08(月) 03:17:51.16 ID:phbKrh7ho
「おや?それは本当ですか?」

「あ、当たり前だ!プロデューサーならばそれらを頼る時だってある!」

「なるほど、なるほど。やはり協力者がいたわけですか」
以下略



122:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/09/08(月) 03:23:07.36 ID:phbKrh7ho
「ともかく!移籍させないというのであれば、力づくにでもフミカを頂いていくぞ!」

「ええ、どうぞ。出来るのであれば、ご自由に」

あらかた情報を聞き出し終えたチヒロは、ゆったりとソファーにもたれかかった。
以下略



123:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/09/08(月) 03:39:43.37 ID:phbKrh7ho
男が驚いて振り返ると……

ALAS!いつの間に部屋に忍び込んだのであろうか、サギサワの両隣にキークローゼットとモバPの2人のプロデューサーが立っているではないか!その光景を見た男は全身の血の気が引く音を聞いたような気がした。

「フミカから離れろ!」
以下略



124:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/09/08(月) 03:53:06.41 ID:phbKrh7ho
ソファーを飛び越えサギサワの元へ飛んで帰ろうとした男をモバPがかかと落としで地面に叩きつけた。

モバPは床に寝転がった男にさらにマウント状態を取り、動きを封じた。

「能無しが!そこでブザマに寝転がったまま見ているがいい!フミカの担当プロデューサーは誰なのかを!」 101


125:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/09/08(月) 04:02:37.67 ID:phbKrh7ho
キークローゼットはそう叫ぶと、サギサワに向き直って手をこめかみに添えてシャウトした。

「カギ・ジツ!イヤーッ!」

するとキークローゼットの目から光が溢れだし、逃げようともがいていたサギサワを包んだ。
以下略



126:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/09/08(月) 04:07:22.28 ID:phbKrh7ho
カギ・ジツ!

相手の記憶に錠前めいて鍵をつけることで記憶を封じ込める謎めいたアイドルプロデューサー・ジツだ。

アイドルプロデューサー力が低くまともにアイドルをプロデュース出来ない彼がフミカの担当Pとしてマルナゲされていたのも、この特殊なジツを見込んでの事だった。 103


127:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/09/08(月) 04:12:58.33 ID:phbKrh7ho
「こうなってしまえばフミカ=サンもまた元のように記憶を失って、あなたのことなど知らん振りをするということです」

床に転がった男の顔の近くにしゃがみこんだチヒロが解説する。

「私のところに彼がいる限り、彼女は昔の記憶は常に封じられ続けます。つまり、あなたとの記憶は永久に元に戻りません」 104


128:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/09/08(月) 04:17:07.51 ID:phbKrh7ho
「ウオーッ!」

「イヤーッ!」

「グワーッ!?」
以下略



129:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/09/08(月) 04:29:45.22 ID:phbKrh7ho
チヒロはアクマじみた囁きを男の耳元で繰り返す。

それは男の心を絶望感でジワジワと塗りつぶしていく。

「そうそう、あなたには協力者もいるそうですね。大勢で攻めて来られても困りますし、早いうちに探しだしてスレイさせておきましょう」
以下略



130:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/09/08(月) 04:39:52.75 ID:phbKrh7ho
「あなたの才能は実際惜しい」

チヒロはもったいぶって言った。

「そのカラテのワザマエ、熱いソウル。どれをとっても野良のプロデューサーにしておくのは惜しい。どうですか?ここで働きませんか?」
以下略



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