過去ログ - 【モバマス×ニンスレ】「ライク・シング、ライク・ダンス」
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62:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/09/06(土) 01:38:08.26 ID:gN38oEmdo
「俺が……わからないのか?お前がここに来る前のプロデューサーを……」

男はサギサワに名前を伝えるが、怯えたような表情は変わらない。

何かがおかしい。
以下略



63:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/09/06(土) 01:42:06.10 ID:gN38oEmdo
だが迷っている時間はない。この瞬間にも潜入が露見するかもわからないのだ。

階段下で昏倒させたやつもすぐにでも気がつくかも知れない。

かくなる上は無理矢理にでもここから連れ出すしかない。男は覚悟を決めた。
以下略



64:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/09/06(土) 01:46:19.37 ID:gN38oEmdo
「待たれよ」

声が部屋の中に響いた。

「全く、先の油虫騒ぎ以来どうも警備体制が緩んでいるようでいかんな」
以下略



65:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/09/06(土) 01:53:28.30 ID:gN38oEmdo
「貴様、どこから……」

「アイサツも無しにプロデューサー問答か、ドブネズミが強く出たものよ」

モバPは厳然と男の声を遮った。
以下略



66:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/09/06(土) 01:57:29.25 ID:gN38oEmdo
「フミカP?戯言を。元・フミカPだろう」

「違う!俺は今でもフミカのプロデューサーだ!貴様らの卑劣な罠のせいで俺は……!」

男は憤激して叫ぶがモバPは平然として罵倒を続ける。
以下略



67:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/09/06(土) 02:07:45.95 ID:gN38oEmdo
フミカPと強弁する男は更に何かを言い募ろうとするが、モバPがそれを無視しジュー・ジツを構えた。

「さあ、カラテを構えよ。ライブバトルの時間だ」

「ネズミ、死すべし」
以下略



68:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/09/06(土) 02:10:52.44 ID:gN38oEmdo
男はそう言って後退ると、背負っていたフロシキを床に置き中身を晒した。

(((やはり、これを使うしかないのか……!)))

フロシキに包まれていたのは、コーベインめいて積み重ねられた大量のエナジドリンクであった。
以下略



69:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/09/06(土) 02:16:39.95 ID:gN38oEmdo
「違うとか返せとか……よくよく大声で喚くネズミよ」

モバPはうんざりとした顔をする。

「大体、そんなものでフミカを移籍させることが出来るものか」
以下略



70:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/09/06(土) 02:19:52.38 ID:gN38oEmdo
「スタミナドリンクじゃないぞ、エナジドリンクを1000本だぞ!?どういう価値を持つのかわかっているのか!?」

肉の落ちた頬を限界まで開いて抗議する。

「ならぬものは、ならぬのだ」
以下略



71:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/09/06(土) 02:28:14.14 ID:gN38oEmdo
抜け抜けと正論を言ってのけるモバPの図太さに、男のニューロンは沸騰する。

どの口がそれを言うか。

貴様らの流儀に合わせた取引をしようと思えば今度は正道を説くか!
以下略



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