過去ログ - 【モバマス×ニンスレ】「ライク・シング、ライク・ダンス」
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64:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/09/06(土) 01:46:19.37 ID:gN38oEmdo
「待たれよ」

声が部屋の中に響いた。

「全く、先の油虫騒ぎ以来どうも警備体制が緩んでいるようでいかんな」
以下略



65:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/09/06(土) 01:53:28.30 ID:gN38oEmdo
「貴様、どこから……」

「アイサツも無しにプロデューサー問答か、ドブネズミが強く出たものよ」

モバPは厳然と男の声を遮った。
以下略



66:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/09/06(土) 01:57:29.25 ID:gN38oEmdo
「フミカP?戯言を。元・フミカPだろう」

「違う!俺は今でもフミカのプロデューサーだ!貴様らの卑劣な罠のせいで俺は……!」

男は憤激して叫ぶがモバPは平然として罵倒を続ける。
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67:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/09/06(土) 02:07:45.95 ID:gN38oEmdo
フミカPと強弁する男は更に何かを言い募ろうとするが、モバPがそれを無視しジュー・ジツを構えた。

「さあ、カラテを構えよ。ライブバトルの時間だ」

「ネズミ、死すべし」
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68:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/09/06(土) 02:10:52.44 ID:gN38oEmdo
男はそう言って後退ると、背負っていたフロシキを床に置き中身を晒した。

(((やはり、これを使うしかないのか……!)))

フロシキに包まれていたのは、コーベインめいて積み重ねられた大量のエナジドリンクであった。
以下略



69:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/09/06(土) 02:16:39.95 ID:gN38oEmdo
「違うとか返せとか……よくよく大声で喚くネズミよ」

モバPはうんざりとした顔をする。

「大体、そんなものでフミカを移籍させることが出来るものか」
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70:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/09/06(土) 02:19:52.38 ID:gN38oEmdo
「スタミナドリンクじゃないぞ、エナジドリンクを1000本だぞ!?どういう価値を持つのかわかっているのか!?」

肉の落ちた頬を限界まで開いて抗議する。

「ならぬものは、ならぬのだ」
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71:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/09/06(土) 02:28:14.14 ID:gN38oEmdo
抜け抜けと正論を言ってのけるモバPの図太さに、男のニューロンは沸騰する。

どの口がそれを言うか。

貴様らの流儀に合わせた取引をしようと思えば今度は正道を説くか!
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72:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/09/06(土) 02:36:54.83 ID:gN38oEmdo
「まぁまぁ、そう汚い言葉を大きな声でいうものではありませんよ。フミカ=サンも驚いているではありませんか」

サツバツとしたアトモスフィアに似合わないのんびりとした声が、部屋の入口から届いた。

その声の主の姿を認めると、モバPは即座に膝をつき、恭しく頭を垂れた。 59
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73:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/09/06(土) 02:41:18.15 ID:gN38oEmdo
男が振り返ると、そこに蛍光緑色のスーツを着た女が立っていた。

ブッダエンジェルめいたその柔らかな表情と物腰からは考えられないほどの常人ならざる気配を漂わせている。

この事務所には何も関係のない男ですらも、女の持つ圧倒的なアトモスフィアに負けて膝をついた。 60
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74:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/09/06(土) 02:48:54.25 ID:gN38oEmdo
蛍光緑色の服を着た女――チヒロはその様子に満足気な笑みを浮かべた。

「まぁまぁ、他所の事務所からのお客さんとは珍しい。特段おもてなしもできませんが、これをどうぞ」

そう言ってチャブにおいたのはパックに詰め込まれたオハギであった。
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