過去ログ - 【モバマス×ニンスレ】「ライク・シング、ライク・ダンス」
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70:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/09/06(土) 02:19:52.38 ID:gN38oEmdo
「スタミナドリンクじゃないぞ、エナジドリンクを1000本だぞ!?どういう価値を持つのかわかっているのか!?」

肉の落ちた頬を限界まで開いて抗議する。

「ならぬものは、ならぬのだ」
以下略



71:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/09/06(土) 02:28:14.14 ID:gN38oEmdo
抜け抜けと正論を言ってのけるモバPの図太さに、男のニューロンは沸騰する。

どの口がそれを言うか。

貴様らの流儀に合わせた取引をしようと思えば今度は正道を説くか!
以下略



72:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/09/06(土) 02:36:54.83 ID:gN38oEmdo
「まぁまぁ、そう汚い言葉を大きな声でいうものではありませんよ。フミカ=サンも驚いているではありませんか」

サツバツとしたアトモスフィアに似合わないのんびりとした声が、部屋の入口から届いた。

その声の主の姿を認めると、モバPは即座に膝をつき、恭しく頭を垂れた。 59
以下略



73:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/09/06(土) 02:41:18.15 ID:gN38oEmdo
男が振り返ると、そこに蛍光緑色のスーツを着た女が立っていた。

ブッダエンジェルめいたその柔らかな表情と物腰からは考えられないほどの常人ならざる気配を漂わせている。

この事務所には何も関係のない男ですらも、女の持つ圧倒的なアトモスフィアに負けて膝をついた。 60
以下略



74:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/09/06(土) 02:48:54.25 ID:gN38oEmdo
蛍光緑色の服を着た女――チヒロはその様子に満足気な笑みを浮かべた。

「まぁまぁ、他所の事務所からのお客さんとは珍しい。特段おもてなしもできませんが、これをどうぞ」

そう言ってチャブにおいたのはパックに詰め込まれたオハギであった。
以下略



75:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/09/06(土) 03:02:03.62 ID:gN38oEmdo
脂汗を流し動揺する男に対して、チヒロは常と変わらないアルカイックスマイルを浮かべたまま男に近づいて言った。

「お話は聞いていますよ。確か、フミカ=サンを移籍させてもらいたい、ということですよね?」

優雅にソファーに座り、男にもイスを勧めながら言った。 62


76:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/09/06(土) 03:06:33.21 ID:gN38oEmdo
物分りの良い女性だ、と男は思った。

状況が好転してきたことに、普段信じてもいないブッダに感謝もしていた。

だがモバPは知っていた。
以下略



77:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/09/06(土) 03:07:21.51 ID:gN38oEmdo
そう。男は考えるべきだったのだ。

オハギ中毒の自分にオハギを差し出すほど素性を調べあげている相手が、どんな結末を用意しているかを。 64


78:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/09/06(土) 03:12:52.11 ID:gN38oEmdo
◆スシ切れのためスシ休憩◆


79:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/09/06(土) 03:20:34.33 ID:3Evxjtp2O
オーガ!デモン!チヒロ!!


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