過去ログ - 【モバマス×ニンスレ】「ライク・シング、ライク・ダンス」
1- 20
9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/09/02(火) 22:50:52.29 ID:fyve8FF0o
……ミヤモト・マサシのコトワザだよ。エート、ホラ、なんて言ったっけ?」

「私に聞かれてもわかりかねます」

「ダヨネー…… 7


10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/09/02(火) 23:03:46.78 ID:fyve8FF0o
サギサワはこうした偽りの記憶に襲われる度に、本で読んだものと自分を納得させ、別人の物語として再構成していた。

そうでもしなければ何故自分の知らない記憶持っているのか、その恐ろしさから逃れることができないのだった。

ビョーキは気分の問題。そうやって自分を納得させていた。 8


11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/09/02(火) 23:06:43.31 ID:fyve8FF0o
……さあ、顔を上げて。前を向いて。そう、良いね。雰囲気があるよ」

「雰囲気がある、と言われても……どんな雰囲気なのかさっぱり……」

「良い雰囲気だよ。遥かにイイ…… 9


12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/09/02(火) 23:12:40.01 ID:fyve8FF0o
だが記憶を順序立てて並べようとする度に、頭の奥で痛みが走る。

体が記憶を思い出すのを拒絶しているかのようだ。

わけも分からず、サギサワは知らずうちに涙を流していた。
以下略



13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/09/02(火) 23:18:52.41 ID:fyve8FF0o
……いいかい、フミカ。フォー・セル・ベイビィ・シューズ・ネバー・ウォム、だよ」

「どういう意味ですか、それ……」

「さあ?俺も詳しくは知らないんだ」
以下略



14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/09/02(火) 23:22:44.99 ID:fyve8FF0o
「私が、私の……物語を伝える……」

顔も知らない人にかけられた言葉。

アイドルとしての活動方針を定められない自分に示してくれた初めての道。
以下略



15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/09/02(火) 23:31:58.81 ID:fyve8FF0o
「はっぴはっぴパウダー」「高品質な」「安らかな眠り」

サギサワは内と外から自身を苛む光の嵐に疲労を覚え、頭を窓に押し付けて目を閉じた。

ガラスの冷たい感触が、頭の痛みを和らげてくれるような気がした。
以下略



16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/09/02(火) 23:35:35.74 ID:fyve8FF0o
朝を迎えるまでこうしていれば眠って全てを忘れることが出来るだろうか。

サギサワは信じたこともないブッダに祈った。

だが、サギサワの淡い期待を叶えてくれるほどマッポーの世のブッダは優しくはないようだ。 14


17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/09/02(火) 23:37:52.32 ID:fyve8FF0o
夜明けまでまだ遠く、サツバツとした闇がいつまでもサギサワを包んでいた。 15


18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/09/02(火) 23:42:17.92 ID:fyve8FF0o
――――― 


16


19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/09/02(火) 23:56:12.27 ID:fyve8FF0o
【the idolm@ster】続きは明日【NINJASLAYER】


143Res/45.36 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice