過去ログ - 【モバマス×ニンスレ】「ライク・シング、ライク・ダンス」
1- 20
90:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/09/07(日) 00:59:30.42 ID:eDJIorSMo
「狂人には狂人のメソッドがあります。そのメソッドに従えばいかな暴れ馬であろうと御すことも不可能ではありません」

「この場合、自分の生活もままならないはずの人間が、自分の生活を犠牲にしてまで換金性の低いエナジドリンクを1000本もわざわざ抱えてやって来るという行動を評価してみましょう」 70


91:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/09/07(日) 01:13:12.61 ID:eDJIorSMo
「つまり、最初から自分の生活の核であったエナジドリンクを取引に使うことを考えていたのであり、それ以外の行動は非常手段として取るべきものなのです」

「その取引に応じると答えれば、彼がフミカ=サンをさらって逃げるという非常手段は取らないでしょう」 71


92:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/09/07(日) 01:20:49.04 ID:eDJIorSMo
ゴウランガ!

なんという見事なサイコロジカルな理論であることか!

数多くのプロデューサーを束ねアイドル事務所を急拡大させてきた手腕の一因はここにあったのだ!
以下略



93:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/09/07(日) 01:34:09.09 ID:eDJIorSMo
だがモバPはチヒロの言葉を聞いても腑に落ちないと言った表情で繰り返した。

「だがそれは移籍を許さないはずのオヌシが要求を受け入れた理由にはならないはずだ。一体何が目的で……」

「……少しお話をしすぎましたね。何か飲みませんか?」 73


94:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/09/07(日) 01:45:26.30 ID:eDJIorSMo
チヒロは不意にモバPから離れ、ザゼンルームに備え付けられているクーラーボックスに向かった。

話はこれで終わりと言わんばかりに。

「何故私を利用する。オヌシの悪巧みの尖兵となるのはゴーメンだぞ」
以下略



95:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/09/07(日) 01:56:08.00 ID:eDJIorSMo
憤りを込めた言葉もにこやかな顔で受け流される。

まるでベイビー・サブミッションのごときである。

モバPのアイドルプロデューサー力ですら手玉に取るチヒロの力に、諦めて手渡されたアイスマッチャに口をつけた。 75


96:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/09/07(日) 02:12:50.95 ID:eDJIorSMo
ザゼンルームで向き合いながら何を話すでもなくチャをすすり、時間をつぶすとチヒロは立ち上がった。

「さぁ、時間もちょうどいいくらいに潰れましたし、そろそろ戻りましょうか」

有無を言わせないにこやかな顔にモバPは何も言わずにそれに従った。 76


97:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/09/07(日) 02:17:54.22 ID:eDJIorSMo
そのモバPの従順な様子にひとしきり忍び笑いを漏らした後、ご褒美にと先ほどの質問の答えを、見たこともない酷薄な笑みを浮かべながら回答した。

「あの薄汚い中毒者が二度とこの事務所のシキイを跨がないような記憶を植え付けてやるためですよ」 77



98:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/09/07(日) 02:34:13.04 ID:eDJIorSMo
―――――


78


99:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage]
2014/09/07(日) 07:31:21.34 ID:9Jh7oN8V0
やっぱりチヒロサンが一番コワイ


143Res/45.36 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice