過去ログ - 勇者(Lv99)「死にたくても死ねない死なない俺と、殺そうにも殺せない殺したい魔王」
1- 20
116:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/09/07(日) 20:05:29.90 ID:cp5pogPl0
参謀「……確かに……希望はあるように思う……しかし五分か…」


 参謀は額に手を当て、目を閉じた。

 魔王城から放たれる結界の範囲は、日々拡大を続けている

 魔物が徐々に力を増しているのも確かだ。

 このままではじり貧……今は、五分でも賭るしか…

参謀「魔法博士、魔法を伝える技を伝授するのにかかる時間は?」

魔法博士「うーむ、全人類ともなると……魔導協会を総動員しても、3年はかかるかの」

参謀「……各国に伝令を回し王宮の魔法使いにも手伝わせましょう、それならどうです?」

魔法博士「……王宮の精鋭か……それならば、2年でいけるかもしれん」

参謀「2年……」

 結界の拡大するスピードから考えると、かなり微妙な時間だ

勇者「……2年…」

 勇者がゆっくりとつぶやいた。

勇者「その間に、武器職人の方々には、膨大な魔力をコントロールする武装を作っていただきたい」

武器屋「む?」

勇者「魔法使い用の魔力を攻撃力に変える杖があるでしょう? あれを利用して理力の防具と剣を作ってほしい」

武器屋「ふーむ…膨大な魔力を放出する武具…か」

勇者「現状、この世界に魔王と互角に戦える武具はありません、足りない部分はこちらの工夫でカバーするしかない」

武器屋「…わかったやれるだけやってみよう」




<<前のレス[*]次のレス[#]>>
194Res/182.63 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice