過去ログ - 【悪魔のリドル】春紀「地下闘技場で戦うことになった」【龍が如く】
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39:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/09/04(木) 05:53:57.58 ID:OxX5XRLW0

流石に攻めあぐねるあたしに向かって攻撃が放たれる
左ジャブ
右フック
左ボディブロウ
コンビネーションで三発が放たれる、ジャブを右手ではたきフックを顔を逸らして避ける
続くボディブロウも飛び退いてどうか避けられた
しかしそこへ空での中心へ向かって強烈な左の横蹴りが飛んできた
流れるように放たれた強烈な一撃に対し咄嗟にガードを固めることに成功したあたしだが、その衝撃に二、三歩後ろに突き飛ばされる・・・
だが、距離が開くことで少々頭が落ち着いた
そうだった、今は変に怖気づく必要はない、ついついやられて捌きの感覚を知るという目的を忘れてしまっていた
負けじと突き飛ばされた分距離を詰め、此方も右の横蹴りを放つ
しかしその反撃は見透かされていたのだろう、ことも無げに捌かれてしまった
なんとか体勢を取り直してまた距離を取り構えるものの、少々息が上がっていることに気づく
普段ならこの程度動いていたくらいでは息が上がることは無かったはずだが、ことごとく攻撃を捌かれ空振らされたのだ
この妙な疲労感も当然かもしれない・・・
そんなこと考えていると谷村サンが構えを解いた



谷村「もう組手はこんなもんで良いだろ、どうだ寒河江、捌かれる感覚ってのは分かったか?」

春紀「嫌でも分かったよそれは・・・初めての感覚なんでまだまだ慣れないけどさ」

谷村「今はそれで十分だ、それと俺は今回かなり受けに回ったが実際は攻撃をすることも大事だ」

春紀「それもなんとなく分かるよ、あたしは最後それで攻撃を誘い出されたしな」

谷村「そうだ、俺はあえて攻撃して少し間を置くことであのタイミングに寒河江に反撃させたんだ」

春紀「なるほどね・・・」

谷村「じゃ、その感覚を忘れないうちにサッサと基本を覚えてもらうぜ」






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