過去ログ - 【悪魔のリドル】春紀「地下闘技場で戦うことになった」【龍が如く】
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5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/09/03(水) 00:21:14.66 ID:Lialwiw40



そう話しながら私は拳を握って構える、両手を頬の辺りに添え少し左手を前に出する見よう見まねのキックボクシング風味の構え
正直な話かなり頭にキていた、人の事情にヅカヅカ土足で入ってきたうえに一番入り込まれたくない領域にまで踏み込まれたのだ



春紀「そのせいで思い出したくない奴の顔まで思いだしちゃったじゃないか・・・余計に腹がたつ」

ホームレス達「・・・・・・」



ホームレス達は自分を囲むように前と左右に陣取っている
前のホームレスは標準な体型、右はちょい痩せ形かな、左のは厄介なことに太め体型だ
けれど、やりようはある
目の前のホームレスはまだ少し戸惑っている様にも見えた



春紀「行くよ!」

威勢よく構えた状態から前に向かって状態をかがませ膝にバネをためる
そしてその瞬間、太めのホームレスがいる左に向かって大きく飛び込むように踏み込む、正面に行くとみせたフェイントだ


太ホームレス「!?」


構えて此方に掴み掛ろうとしていた太いホームレスの動きが一瞬硬直する
戸惑っている様子の正面の相手に襲いかかると思ったのだろうが、そう易々と誘われるものか
正面の奴をわざと狙わせ後方の二人が後ろからすぐさま襲い掛かる
先手必勝を狙い、まず数を減らしたい此方の弱みを狙ってきたのだ


春紀「そらっ!」

太ホームレス「ぐあッッ!?」

飛び込んだ勢いのままスナップを利かせた左の裏拳を相手の鼻っ柱に向かって打ち込む
拳骨の部分が綺麗に激突した感触と共に、相手の鼻の軟骨が歪んだのが不快な感触として伝わってくる
太ホームレスは痛みに顔を歪めながらも此方を投げ飛ばすつもりなのか、少し踏ん張りながら右手で胸倉を掴もうとしてくる
・・・が、左の肘で右手を払いのけふんばるためにおあつらえ向きに開かれた股の間に右脚を振り上げる
ぐにゃりとした感触と同時に白目を剥きながら前のめりになりつつ、太ホームレスは倒れた、そして・・・




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