過去ログ - T「艦娘寮、寮長に着任しました!」【安価】
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◆/hzOY.VMqxOQ
[saga]
2014/09/08(月) 22:17:29.02 ID:1Z+nbjkpo
2,そんなものはない
T「…そんなものはない」
浜風「…ははっ、ふざけているのですか?いえ、ふざけていますね?…貴方はっ!私の為だと無駄に悩ませておいて!」
浜風「その末が『そんなものはない』?いい加減にしてください!私をっ、私の意志をかき乱さないで―――!」
T「その意志はっ!…その思いは本当に浜風、君自身の意思なのか?」
浜風「―――――…」
T「俺には君が『良い子』であろうとしているように見えた…見えただけだ。その実、君はただの人形にしか思えないんだ」
T「きっと、褒めて欲しい誰かが君にはいるんだろう…だけど、その行動はその人を喜ばせるだけで、君のためにはならない」
浜風「…ッ!だったらッ!どうすれば!どうすればいいんですか!私はそれしか知らない!それ以外の褒められ方なんてッ!」
浜風「だからっ!…だから、私はっ…!」ポロポロ
T「…浜風、人生は答えが決まりきった数式じゃあない。答えなんて考え方でいくらでも作れるものなんだよ」
T「俺だって、俺が思い描いていた『提督になってたくさんの人を救う』って答えからかけ離れた生活をしている」
T「だが、浜風。お前から見て俺は間違っているように見えるか?」
浜風「…」
T「答えられなくていい。今までの考え方を急に改めるなんて、難しいにも程がある。実際、俺も完全に割り切ったわけじゃないしな」
T「―――だが、一度間違えた程度で歩みを止めるような考え方は少しずつ矯正しよう。君に足りないものは、進もうとする意志だ」
T「誰かの意志で押してもらうだけじゃいけない。誰の物でもない。浜風、君自身の意志で進めるように頑張るべきだ」
浜風「…私には、まだ、寮長さんの言うことはわかりません…が、その答え…とても魅力的に思います…」
浜風「―――生意気を申してすみませんでした。だから、よろしければこれからのご指導、お願いしてもよろしいですか…?」
T「もちろん、俺にできることを手一杯やらせてもらうよ。…浜風、がんばれよ」
浜風「―――はいっ!」
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