過去ログ - T「艦娘寮、寮長に着任しました!」【安価】
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◆wwRzGpM2.SKU
[sage saga]
2014/10/15(水) 19:16:06.08 ID:ON3N1v9Jo
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適正試験の通知が来た、結果は―――合格。可能であれば艦娘として志願して貰いたい、そうだ
親戚のおじさんにナギサの様子をみて欲しい、とお願いする為に会いにいった
大人になるまで金銭面で面倒を見る、艦娘なんて危険なことをする必要はない。と引き止められた
だが、私はあの子のお姉さんだからあの子を守るために頑張らなくてはいけない。そう頼み続けると渋々ながら了承してくれた
おじさんがこぼした、頑固な所が姉さんにそっくりだ。と苦笑いしながら言われて、ちょっと嬉しかった
きっと、お母さんが言った『良いお姉ちゃん』に、私はなれているのだろう
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ナギサと大喧嘩した。私が艦娘志願しようとしていることをおじさんから聞いたそうだ
ナギサはもっと頑張るからお姉ちゃんと一緒にいたい、そうお願いしてきた
だけど私もそれを受け入れる事はできない、ナギサには不自由な生活はさせたくないからだ
妹に苦労させるなんて『良いお姉ちゃん』とは言えない。それにもう願書は出してあるのだ
もう、迷ってはいけない
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艦娘へ就任する日が近づいてきた
あれからナギサとほとんど会話という会話をしていない
お互い避けているというわけではないが、ナギサがいろんな人へ教えを乞いて回っている為、会う時間が少ないのだ
その甲斐あってか、家庭のことも勉学のことも私より優秀だ…ならば、世話を焼くお姉ちゃんは必要ないだろう
きっと、彼女なりに私を心配させないようにしてくれているんだろう。ならば、私もナギサの為に頑張らないと
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―――四月
私は艦娘としての適性は中々高いみたい
駆逐艦就任から一年で軽巡洋艦に艤装昇格、そこから三年あまりで重巡洋艦への艤装昇格を果たした
…ナギサは元気なのだろうか、今思えば見捨てたような形で艦娘に就任したようなものだとおもう
おかげで、こちらから手紙を送っても返事はただの一通も来ない
…っ、ダメダメ。私は重巡洋艦羽黒、今はお国の為、国に住む人達を助けるために頑張羅ないと…
それは妹を、ナギサを守ることでも―――あるのだから
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