過去ログ - ほむら「魔法番長あきら☆マギカ !!」
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47: ◆lww05oxWLA[saga]
2014/09/04(木) 00:12:38.17 ID:aT5Crlh2O
金剛「…どうした?」

ほむら「あ…あなたは…」

金剛「…?」
以下略



48: ◆lww05oxWLA[saga]
2014/09/04(木) 00:15:36.07 ID:aT5Crlh2O
「答えなんて決まってる。
大切な人を失った悲しみは何よりも辛い。それをなかったことにできるなら、やり直して幸せへと導けるならその道を選ぶに決まってる。金剛も大切な人を失ったならその気持ちは同じはず」
ほむらはそう考えていた。

これは質問ではない。確認だった。
以下略



49: ◆lww05oxWLA[saga]
2014/09/04(木) 00:19:17.59 ID:aT5Crlh2O
ほむら「ど、どうして!?人間なら誰でも『あの時ああすればよかった』って思うことがあるでしょ!?それが大切な人を失ったなら尚更よ!!なのに…どうして…」

金剛「たしかに思ったことだけなら全くないわけじゃねえ。
だが人生は逃げられねえ選択の連続だ。そして選ばなかった方の答えは永遠にわからねえ。選んだ方もそれが正しいかどうかわからねえ。だがその選択によってその人間は…人生は作られていくんだ。
だからもしやり直す方法があってもそれはやっちゃいけねえ。やっちまったら人生の選択に意味がなくなっちまう。それまでの全てを否定することになっちまうんだ。
以下略



50:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/09/04(木) 00:20:58.31 ID:YzF/fmPG0
本当に金剛番長は菩薩メンタルだなぁ……遊馬先生とマナレベル


51: ◆lww05oxWLA[saga]
2014/09/04(木) 00:24:02.94 ID:aT5Crlh2O
ほむら「……私…間違ってるのかな…」ポロポロ

不意にほむらの頬を再び涙が伝う。

ほむら「大切な人のためでも…やり直したいって思うのはダメなのかな…」
以下略



52:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/09/04(木) 00:24:23.97 ID:4/MOhEMTO
ワルプルも打舞流叛魔で粉砕しそう


53: ◆lww05oxWLA[saga]
2014/09/04(木) 00:27:11.82 ID:aT5Crlh2O
ほむら「私は…あなたみたいにはなれない…。私より絶望的な状況で一人きりなのに…前を向けるあなたのようには…」

金剛「俺は一人じゃねえぞ」

ほむら「え?一人じゃないって…どういうこと?」
以下略



54: ◆lww05oxWLA[saga]
2014/09/04(木) 00:29:55.35 ID:aT5Crlh2O
ほむら「……あなたは強いのね。身体だけじゃない。心も私よりずっと…」グスッ

金剛「俺は自分を強いなんて思ったことはねえが…強いとすれば俺一人の力じゃねえ。想いを託してくれた人、そして仲間がいたから強くなれた。想いや仲間と共に歩む『明日』が俺に力を与え、突き動かしてくれたんだ」

ほむら「愛する家族を失っても…帰る場所を見失っても…託された想いと大切な仲間が背中を押してくれる…。それがあなたの強さなのね。
以下略



55: ◆lww05oxWLA[saga]
2014/09/04(木) 00:32:51.36 ID:aT5Crlh2O
金剛「しかし困ったな。この世界じゃどうやって生活したらいいかわからねえ。すぐにバイトでも見つかりゃいいんだが…」

ほむら「それなら心配しなくていいわ。しばらくは私が工面してあげる」

金剛「そいつはありがてえが…大丈夫なのか?」
以下略



56: ◆lww05oxWLA[saga]
2014/09/04(木) 00:35:59.34 ID:aT5Crlh2O
この後ほむらは生活に必要な物をビルへ持ち込んだ…が、それは人間一人で運べる量ではなかった。

金剛「こんな大量の物をどうやって持って来た?」

ほむら「秘密よ。追い追い教えてあげるわ」
以下略



57: ◆lww05oxWLA[sage]
2014/09/04(木) 00:39:33.58 ID:aT5Crlh2O
以上で1撃目終了です。
ここは導入部分でつまらない話が多いと思ったので一気にまとめて投下しました。
次からはペースが落ちます。

ここまで読んで下さってありがとうございました!


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