過去ログ - 希「死なんといてね、ことりちゃん」ことり「知らないの?…私は死なない」
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113: ◆Qe7X7xrNvI[saga]
2014/09/10(水) 01:26:43.35 ID:miS4xjyno
ディコーラム「ふっ!」シュバッ!!

ムーン・D「その意気、驚嘆に値します」ヒラリッ

ディコーラム「せいっ!!」ビュンッ

ムーン・D「それだけは認めざるを得ないでしょう」ヒラリッ

ディコーラム「このぉっ!!」シュババババッ!!

ムーン・D「しかし軽薄、浅薄、あまりに無謀」キィィィンッ…

ディコーラム「なっ…!バリア…!?」

ムーン・D「患部を庇うような戦い方で、わたくしに一矢報いようなどと…、愚かなり」

ムーン・D「その身体、到底戦いようの無いものだと、あなた様もお分かりのはず…」

ムーン・D「どうして自ら死地に飛び込むような真似を?」

ディコーラム「は、はんっ…!バレバレ、なのね…」

ディコーラム「だけど私は…!少しでも時間が稼げればそれで充分っ…!!」

ディコーラム「いざとなれば、この身体諸共、あなたを葬るまで、よっ…!」

ムーン・D「それでは友の約束を破ることとなるのでは?」

ディコーラム「そうね…、だからなるべく…」

ディコーラム「死なないよう努力してるってわけよ…!その点あなたも理解しなさいっ…!!」

ムーン・D「…わかりません。ならば逃げればよいのに」

ムーン・D「しかし、それでも立ち向かうと言うならば、是非もなし」

ムーン・D「いっそ痛みを知らず、儚くして差し上げます」シュルルル…ッ!!

ディコーラム「させなっ…」

ムーン・D「そちらは幻影です」シュバッ!!

ディコーラム「なっ…!!?しまっ…!!」シュルル…

ムーン・D「これで両手足を封じさせてもらいました。…あとは」

ディコーラム「は、離しなさいっ!!クソォッ…!!こんなところでっ…」

ディコーラム(せめて…、せめてメモリに手が届けば…!!)ググッ…

ムーン・D「その心の臓を…、刺し貫くのみ」

ディコーラム(届いて…!お願いっ…!!)グググッ…


ムーン・D「ごきげんよう。あなた様」

シュバァァッ!!


ディコーラム(ダメっ…!!やられる…っ!!!)

ディコーラム「これまで、かっ…!!」





「いいえ、あなたの声、届いていたわよ」


シュパパパパッ!!



ムーン・D「なっ…!!?私の触手がっ…!!?」

ディコーラム「だ、誰っ…!?いったい誰が、私を…!」


??「借りを返しに来たわよ。…少し、早いけれどね」


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