過去ログ - 希「死なんといてね、ことりちゃん」ことり「知らないの?…私は死なない」
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293: ◆Qe7X7xrNvI[saga]
2014/10/01(水) 19:40:48.75 ID:8uTjGBO0o
地球意思との接触点 通称『泉』

その真上 錦野家 儀式の間


あんじゅ「…」スタスタ

あんじゅ「…」\アグリネス!!/

ピチュゥゥゥゥゥン…!!



『泉』周辺


ツバサ「音都の人間をドーパントにして集めた膨大なデータがこの制御装置のなかにあるわ」カタカタ…

真姫「…街の人たちは、実験台だったのね」

ツバサ「そうよ」

ツバサ「地球の旋律の全てを、この『泉』の真上にいるあんじゅに流す」

ツバサ「あなたはその制御プログラムになるの」

ツバサ「エクセレントに到達した今のあなたの力なら、可能よ」

ツバサ「…さぁ」グッ…

真姫「…私は、消えるのね?」

ツバサ「それであんじゅは、生きたガイアメモリ製造機…」

ツバサ「地球の巫女になれるのよ」

真姫「…」

真姫「あなたは…、それでいいの?」

真姫「私が、消えても…」

真姫「実の姉のように、喜んだ、って…、言ってたじゃない」

ツバサ「真姫。…あなたは死んだの。うぅん、元々、死ぬために生まれた命」

ツバサ「マキがここを発見した時から、あなたがこうなることは、宿命づけられていたのよ」

ツバサ「検体番号02…、通称名」

ツバサ「『器』。…それがあなたの、本当の名前よ」

真姫「…」

真姫「まともな名前すら…、もらえなかった、のね…」

ツバサ「…あなたと過ごした日々、私にとっても、貴重なものだったわ」

ツバサ「けれど、私にはそれ以上に、大切なものがあるから」

ツバサ「さよなら、真姫」


トンッ…


真姫「あっ…」



ヒュゥゥゥッ…

シュゥゥゥゥゥッ…



ツバサ「エクセレェェェェェェェントッ!!!」


バシュゥゥゥゥゥゥゥッ!!!


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