過去ログ - 希「死なんといてね、ことりちゃん」ことり「知らないの?…私は死なない」
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◆Qe7X7xrNvI
[saga]
2014/10/16(木) 02:35:27.76 ID:EDk5VuQDo
真姫「いやぁっ…!!やめて、やめてぇぇぇぇぇぇっ…!!!」
穂乃果『く、くるなぁっ…!!この向こうにはことりちゃんがいるんだ…!』
穂乃果『わたっ…、私が、ことりちゃんを、守っ…、ま、ま…!』
穂乃果『あ、あぁぁぁぁぁ…、は、はは…は…、なに、これ…』
穂乃果『頭が、ぼーっと、して…、全部、抜けていく、感じで…』
穂乃果『ぁ…、ぇへ…。も、ダメ…、ごべんね…、ことり、ちゃ…』
穂乃果『のじょみちゃ…、まきひゃ…』
真姫「っは…!ぁ…、あぁ…」ガクッ…
『どう?感じてもらえた?』
『あなたに関わりのある人の生命力を全て吸い取らせてもらったわ』
『もう、死んだも同然』
『あはは…!代わりに私には強い生命力を感じる…!これこそ私の望んだ世界…!!』
真姫「ふざけるなぁぁぁぁぁぁっ!!!!!!」
『ふざけてなんかいないわ』
『私は生まれてからずっと呪ってきたのよ。自分の身体を、自分の遺伝子を』
『私の遺伝子は錦野真姫の遺伝子。わずかの差はあれど、その身が辿る道は運命づけられている』
『私は必ず、50年もせずに死んでしまう』
『私が生まれてきた理由は、ただ錦野真姫の代替品を作るためであって、私自身にはなんの役割もなかった』
『それにね、私は何をするにしたって錦野真姫の後ろを追い続けるだけの人生しかなかったの』
『どれだけ端麗な容姿に恵まれようと、明晰な頭脳を持って生まれようと、それは私の功績じゃない』
『全部、錦野真姫が偉い。それだけで、私の人生は終わってしまう』
『ふざけるなって言いたいのはこっちのほうよ。生まれた瞬間から終末が決定づけられているんだから』
『だから私は願ったのよ。ひたすら知識を吸収し、あらゆる部門の学者を揃え、どんな手を使ってでも私は』
『生きながらえようと願った。そして』
『クローン技術なんてものを生み出した人々に…、世界に復讐する方法を探し続けたの』
『そして見つけた…!永遠の命を得る術を…!!私にこんなクソッタレな人生を与えた世界に復讐する力も!』
『私はこの世界の理を変える!全てが停滞した理想郷で、私は永遠の女王として君臨し続けるの!』
『これが私の…、ガイアインパクト…っ!その為にすべてを利用した!錦野真姫も!綺羅ツバサも!統堂英玲奈も!優木あんじゅも!』
『そして…、あなたもね。私の『代替品』。知識を入れるためだけの器の真姫』
『今度はあなたの大切なもの、全部奪ってあげる』
『ね、今どこにいると思う?』
『パーティは終わったらちゃんと後片付けしないといけないわよ?あ、これも真姫から教わったことだったかしら』
真姫「パーティ…!?ま、まさか…、事務所…!凛がっ…!!!」
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