過去ログ - 希「死なんといてね、ことりちゃん」ことり「知らないの?…私は死なない」
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485: ◆Qe7X7xrNvI[saga]
2014/10/23(木) 00:58:17.64 ID:nvnzdj11o



あんじゅ「…やっと、見つけた」

あんじゅ「こんなところにいたのね、真姫。…いえ、今は…、シュラウド、だったかしら」


シュラウド「…」

シュラウド「あんじゅ。…真姫、で、大丈夫ですよ」


あんじゅ「…もう、ツバサちゃんはいないんだから」

あんじゅ「その丁寧語、やめにしたら?」

あんじゅ「ツバサちゃんのために、そんな似合わない喋り方にしたんでしょう?」


シュラウド「…」

シュラウド「…いえ、もう、いいのです」

シュラウド「ツバサだけでなく、あなたたちと喋る時にも…、もう、癖になってしまったので」

シュラウド「今更、やめられません」

あんじゅ「…あぁ、そう」

シュラウド「それで…、何を望むのですか?」

あんじゅ「…再起動。そして、私なりのガイアインパクトを」

シュラウド「…そう。あなたの知りたい答えは…、『音楽室』にあります」

あんじゅ「意外ね…。あなたがこんなにも素直に協力してくれるなんて」

あんじゅ「ツバサちゃんの好意には応えなかったくせに」

シュラウド「…家族、ですもの」

あんじゅ「え…?」

シュラウド「間違っていると思えば正す。そして、己の間違いを気づかせる」

シュラウド「それが…、母のすること、でしょう?」

あんじゅ「母…」

シュラウド「ツバサは…、私以外を見ようとしなかった。私以外のすべてを…、犠牲にしてきた」

シュラウド「そうしてなし得ることに、意義なんてないと、…気づかせたかったの」

シュラウド「だけど…、あんじゅ」

シュラウド「あなたは…、あなたは、自分の思うようにして、ください」

シュラウド「自分が、正しいと感じたことを、正しいと思うままに…」

あんじゅ「…」


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