過去ログ - 春香「プロデューサーさん、ぶん殴っていいですか?」
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3: ◆qgvFsqmWqG.F[saga]
2014/09/04(木) 19:12:15.89 ID:eHtQN5kU0
時は数日前に遡る―――――――――



P氏は担当アイドルの一人、菊地真をライブの舞台へと送り出そうとしていた。


真「じゃ、いつものアレ、いきますよっ!」

P「ああ」


右拳を前に突き出す真。
いつものアレとは、真がいつも求めてきていることだろうか。それともいつも自分がやっていることだろうか。
後者であると判断したP氏は、そっとポケットから手を出した。
その右手は真の拳とすれ違い、その先にある小さな『夢』を追うように伸びていった。


もみっ


真「へっ……?」

P「よし」


ほんの数ミリ程度、P氏で無ければ見逃してしまう程の小さな変化ではあったが、真の胸は確かに大きくなっていた。
担当アイドルの成長はプロデューサーにとって何よりも嬉しいもの。P氏は微笑んだ。
そう、これは単なる確認作業であり、プロデューサーとしての義務なのである。


しかし―――――


真「だぁあぁああっ!!!! な、ななななにするんですかプロデューサー!!」


バキィッ


P「ぐふっ」


理不尽にも、P氏は攻撃を受けた。
菊地真は、いや、765プロのアイドルたちは揃いも揃って自分の胸を確認されることを嫌っていたのである。
まるで風呂に入るのを拒否する子猫のような困った彼女たちを責めることも無く、P氏はここまで共に歩んできた。
逆境に耐えながら、全てはアイドルのために。


それが、プロデューサーなのだから。


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