583: ◆7SHIicilOU[saga]
2015/02/03(火) 08:34:23.19 ID:Bfb0jH49o
>>578
―――
楽屋
凛「……ふぅ。間に合ってよかったぁ〜」
凛「あっ、一応春香さんにもメール送っとこ」
(携帯を弄る音)
凛「送信っと……ふぅ、まだちょっとカメリハまで時間あるしトイレに行っておこうかな」
(扉を開ける音)
玲音「っと」
凛「あ、すみませ――えっ」
玲音「あれ、キミは彼の所の」
凛「えっちょっと待ってなんで玲音さんが居るのもしかして私また嵌められたの
またプロデューサーの姦計に思うがまま嵌ったの嘘でしょ今度はソロで勝負って
ユニットでも相手にならなかったのにソロとか時期尚早甚だしいじゃない? っていうか……」
玲音「えっと、……大丈夫?」
凛「ハッ! ……ちょっと取り乱しました」
玲音「ちょっとだったかな今のは……えっと、一応言っておくと今日あったのは偶然だよ?
アタシもここで仕事があっただけで」
凛(よかった……)
凛「えっと、そうなんですか? ……でも、玲音さんが普通のスタジオで収録ってちょっとイメージ沸かないですね」
玲音「そうかい? アタシだってステージの上で歌って踊って以外にも仕事はするさ。
要望があれば各地の局にも余興にもね」
凛(この人が着たらそれは余興じゃないよねもはや)
玲音「しかし丁度よかった。聞きたい事があったんだ」
凛「聞きたいこと、ですか?」
玲音「うん。えっと……ちょっと耳いい?」
凛「? 聞かれたら不味い話ですか」
玲音「そういうわけじゃないけど……ま、いいか。彼の事なんだけど」
凛「彼って……プロデューサーのことですよね?」
玲音「そう。おたくの若き敏腕社長兼プロデューサーの彼。
最近さ、えっと……ううん。ほら、アタシの事なにか言ってなかった?」
凛(ん?)
玲音「些細な事でも良いんだ。彼がアタシについて口にしていたら教えて欲しいんだよ」
凛(んん?)
玲音「どうかな? なにか思い出したりしない? ボソッと呟いてるのを聞いてしまったとかさ」
凛「……えと、ちょっと咄嗟には」
玲音「……そ、そっか」
凛(あからさまにテンション下がった!)
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