643: ◆7SHIicilOU[saga]
2015/02/06(金) 08:14:48.11 ID:jKcHhmfko
幸子「あーもう……また最初からになったじゃないですか……」
響「それは幸子がまた毛糸を手放すからだぞ」
幸子「あんなことされたら手放すに決まってるじゃないですか!」
歩「あー……え、本当に編み物してたの?」
響「それ以外になにに見えるんだよー」
歩「そりゃあ……後輩いじめ?」
幸子「まさにそれです」
響「うがぁー!」
幸子「あいたた! いたいいたい!」
歩「えっと……どうしよう……え? どうしたらいい?」
幸子「助けてくださいよ!」
歩「あ、うん。ほら、びっきーストップストップ」
響「しょうがないなぁ」
幸子「うぅ、目がチカチカしますよ。これはしばらく続く奴ですよ」
響「はぁ、どっちにしろまた最初からだしお茶入れて休憩しよっか」
幸子「そうですね」
歩「しかし編み物かぁ……リリアンくらいしかしたことないな」
響「うわっ! リリアン懐かしい!」
幸子「まぁ本来僕らが懐かしいと言うのもおかしいんですけどね。親世代じゃないんですか?」
歩「今でもやってるよ。ブームがあったのは確かに昔だけど」
響「はいお茶っと、歩もやる? 教えるけど」
歩「いいけど。道具は? 針とか使うんじゃないの?」
幸子「指編みですから、指と毛糸だけです」
歩「指で編めるの?」
響「編めるさー。こう、両手の指に毛糸を絡めて……人差し指、中指、小指で引っ掛けて中指で通して人差し指」
歩「ごめんちょっと全くわからない」
幸子「ですよね」
歩「ちなみになに作ってるの?」
響「靴下だぞ。幸子が作りたいって」
幸子「アイドルですからね。ごつい防寒靴とかはちょっと嫌なので、せめてと思いまして」
歩「あーなるほどね」
1002Res/405.35 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。