870: ◆7SHIicilOU[saga]
2015/03/04(水) 20:43:37.65 ID:mXCQ5wX1o
そのまましばらくぼうっとひなたちゃんを眺めてみる。
冷蔵庫にせっせせっせと野菜をしまう姿は小動物ちっくで可愛らしい。
「すいませーん!」
穏やかな空間で和んでいたらそんな声に呼び戻された。
「貴音さん見てませんか」
開いた扉から顔をひょっこりとだし、
部屋の中を見回しながらそう聞いてきたのは島村さんちの卯月ちゃん。
貴音さんになんの用があるのかはわからないけど、
少なくとも自分は見かけていないなぁ。
「貴音さんならぁ、さっき下の階みたっけなぁ。まだ居るかわかんねけども」
見てない事を伝えようとしたらそれより早くひなたちゃんがそう言った。
「本当? ありがとっひなたちゃん!」
それを聞くや否やすぐ引き返して走り去って行った。
……なんだったのかな? 聞く暇もなかった。
「いやぁ、嵐みてぇだべ」
「にゃ」
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